ここまで低燃費(16km/L~)とは…ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackで高速道路走行インプレッション!走りの質感や安定感は?

高速道路でのドライブフィールは申し分なく、それ以上に驚くのは燃費がハイブリッド並みということ

さてさて、2021年12月に私に納車されたレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型IS300 F SPORTモードブラック(Mode Black)ですが、今回は所用により高速道路を利用して往復約150kmほどを走行することに。

その際の具体的な燃費や走りのインプレッションなどをご紹介していきたいと思いますが、最近は気温も極端に高くなることも無く、エアコンを頻繁的に利用することもないので燃費も中々に良さげ。

その結果、累計約700kmの長距離移動のおかげもあって、給油後平均燃費は13km/hと優秀な数値となり、無給油800kmを達成するなど、本来の新型IS300の低燃費な走りを実感できたことは大きな収穫です。

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それでは早速、高速道路を往復約150km走行しての簡易的なインプレッションを行っていきたいと思います。


天候条件も非常に良く、FRスポーツセダンとしては快適なクルージング

まず今回の走行条件としては、一切雨が降ることも無く、しかし太陽がジリジリと照らすわけでもない適度な晴れ(道路はもちろんドライ)。

車両を走らせたのは午前7時過ぎということもあり、外気温は28度~31度と少しバラつきはありましたが、特に車内はエアコンを起動させることもなく、少しサイドウィンドウをオープンにしたぐらい。

なお乗員数は私のみで、高速道路での走行モードは終始NORMAL(ノーマル)。

SPORT S/SPORT S+なども試そうと思ったのですが、朝早くで覆面パトカーも見かけたので(なかには速度違反で捕まっている車両も…)、今回はNORMALで優雅に走らせることにしました。

高速道路でのクルージング走行は上質でストレスも全く無し

ちなみに高速道路では、90km/h~100km/h付近を行き来するようなゆったりしたクルージング走行で(アダプティブクルーズコントロールは使用していない)、常に左側車線を走行しつつ、たまに低速で走行する大型トラックや自動車学校の仮免車両を軽く追い越すために少しアクセルを踏み込むぐらい。

なので回転数を一気に高回転域まで引き上げるようなことはなく、常に1,500rpm付近を行き来するような走りだったわけですが、高速道路でゆったり走る分にはトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4のようなダイレクトCVTに近い滑らかさがあり、特にシフトアップ時のショックもなく快適。

改めてF SPORTの適度なカタさとバランス、安定感は非F SPORTに無い最大の特徴でもある

速度がある程度高速域に到達したときの安定性は抜群で、若干強めの横風が来てもハンドルが持っていかれることもありませんし、しっかりと路面に張り付くように走ってくれるので、この点はSUVやミニバン、コンパクトカーでは体感できない様な安定感だと思います。

また90km/h~100km/h辺りを行き来するような速度だと、路面を拾うロードノイズはそこまで大きくなく、感覚的に19インチのブリヂストン製ポテンザタイヤを装着している感じではなく、もう少し扁平率を高くしたSUVに近い滑らかさがあるようにも感じたり。

しかし足回りにおいてはF SPORTということもあり、スポーツモデル独自の不快にならないカタさが安定感と安心さを提供してくれるため、そういった意味ではF SPORTグレードの乗り心地は完成されていて、一度この乗り味を体感してしまうと非F SPORT(ベースグレードやversion L等)には乗れなくなってしまうのが正直なところ。

新型ISは燃費もかなり良い?見た目や走りなどの満足度は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!