何だこのグリルは!フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600が2021年10月14日に世界初公開!内外装共に予想と全く別物、V6ツインターボや2列4人乗りなど初採用へ【動画有】

これまで予想されてきた新型LX600とは全く別物レベルだった

さてさて、2021年10月7日に発表されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、このモデルが発表されて僅か1週間後となる10月14日に、フルモデルチェンジ版・新型LX600が世界初公開されました。

今回発表されたモデルは、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)のラグジュアリー版という立ち位置で、プラットフォームはTNGA-Fをベースとし、パワートレインもV6ツインターボエンジンを搭載したフラッグシップSUVとなります。

パワフルなスペックと軽量ボディを持つだけでなく、より上質でラグジュアリーに重きを置いたSUVとして2022年春頃より日本市場でも販売される予定です。

早速新型LX600の内外装デザインなどをチェックしていきましょう。


まるでコンセプトカーのようなフロントマスクに仕上げられた新型LX600

まずは新型LX600のエクステリアデザインをチェックしていきましょう。

これまで新型LXの完成イメージレンダリングがたくさん公開されてきましたが、正直全くイメージの異なるデザインテイストに仕上げられ、特にレクサスのアイデンティティともいえるスピンドルグリルは想像とは全く違うものに。

全体的なデザインを見ていくと、基本的にはキープコンセプトではありながら、水平基調のバーのようなもが7本並べられていることが確認できます。

今後レクサスのスピンドルグリルパターンは、非F SPORTがドット柄、F SPORTがメッシュグリルパターンを採用すると予想していただけに、今回の水平基調のグリルパターンは”ある意味予想を大きく裏切った”形となりましたね。

LEDヘッドライトのレイアウトは現行LS/LMと同じフラッグシップならではに

そして個人的に気になっていたフロントヘッドライトデザインですが、新型IS/NXなどのようなL字型LEDデイタイムランニングライトが上部に設けられるレイアウトではなく、どちらかというと現行LS/LMのような”真ん中”に設けられるレイアウトで(恐らくフラッグシップモデルを共通のデザインにするため)、小型三眼LEDヘッドライトが上部、そして下部にはブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)が搭載されています。

プラットフォームはTNGA-Fを採用し、アルミニウムパネルを採用することで最大200kgの軽量化に成功

サイドビューは、これまでのLXを踏襲した力強いフォルムで、こうしたボディを形成するプラットフォームも、トヨタ新型ランクル300と同じTNGA-Fを採用することにより、先代よりも剛性を+20%向上。

そして先代の大排気量V型8気筒自然吸気エンジンからダウンサイジング化し、更に新AHC(Active Height Control suspension)の軽量化、高張力鋼板の採用拡大やボンネット/ルーフ/全ドアパネルをアルミニウム化することで、低重心化と約200kgの軽量化に貢献しています(ルーフのアルミ化はレクサスとしては初)。

そしてパワートレインについては、こちらも新型ランドクルーザー300と同じ排気量3.5L V35A-FTS型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力415ps/最大トルク650Nmを発揮、トランスミッションは10速ATのみ、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみを採用しますが、パワートレインの搭載位置を後方に70mm/下方に28mm移動することで、更なる低重心化に成功しているそうです。

そしてこちらがリヤビュー。

レクサスが初めて公開したティーザー画像通り、新型NXと同じセンター直結型の一文字LEDテールランプに加え、両サイドには先代LXから引き継がれたL字型LEDテールランプを採用。

ボディサイズについては記載されていませんが、先代よりもワイド&ローになることは間違いなさそうです。

新型LX600のインテリアも予想とは大きく異なるものだった!但しグレードはかなり豊富に?気になる続きは以下の次のページにてチェック!