フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600が2021年11月より先行予約スタート!トヨタが2021年11月度の工場稼働スケジュールを発表…新型ランクル300やカローラクロスの生産は?

なお新型LXのプレカタログも2021年11月に配布予定

さてさて、2021年10月14日に衝撃のデビューを果たしたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ですが、遂にこのモデルが翌月11月より先行予約スタート予定となっています。

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いつもお世話になっているレクサスディーラーからの情報より、プレカタログの配布も2021年11月頃を予定しているそうで、既に数多くの方から先行仮予約が進められているとのこと。

なお日本市場向けに関しては、既に皆さんもご存じの通り2列4人乗り仕様のEXECUTIVEと、高い走破性とオフロード志向強めのOFFROADの2グレードしかラインナップされず、中東市場などにてラインナップされるF SPORTグレードは設定されないとのことです。


新型LX600のフロントマスクは賛否分かれるようだ

こちらが今回正式発表された新型LX600 OFFROADのエクステリア。

兄弟車種となるトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)と同じTNGA-Fプラットフォームを採用しつつ、レクサス独自のアルミパネルを採用することで200kgの軽量化を施しています。

また、スピンドルグリルのグリルパターンやエアインテークなども新型ランクル300と同じように水平基調のバーを採用しているところもユニーク(フロントフードの凹みもランクル300と同じデザイン言語)。

OFFROADグレードとEXECUTIVEグレードでは、スピンドルグリルデザインやエアインテークデザインが異なることはもちろんですが、フロント・リヤフェンダーモールが設けられたり、足もとのアルミホイールデザインも異なるなど、細部を見ていくと結構な差別化が施されていますね。

そしてこちらが、ラグジュアリー志向となるEXECUTIVE。

先程のOFFROADに比べるとスピンドルグリルフレームがなく、水平基調のバーで形作るところはある意味斬新。

これまでのレクサスには無い新たな試みだとは思うものの、意外にもSNSでは「レクサスやり過ぎ」「さすがにこれは好きになれない」など、レクサスがスピンドルグリルを本格的に採用した時のような批判的な意見が多いものの、それだけSNSでも高く注目されていることがわかります(おそらくこのデザインも時が経てば見慣れてくる)。

F SPORTグレードも想像以上にやり過ぎだった件

そしてこちらが、中東市場向けに販売されるF SPORT。

スピンドルグリルパターンはもちろんメッシュデザインですが、グリル周りもグロスブラックにまとめられているため、まるでトヨタ・アバロン(Toyota Avalon)のような大口グリルに。

参考までに、こちらがトヨタ新型アバロンのフロントマスク。

日本国内ではガソリンタイプのLX600のみ、ロシアなどではLX500dがラインナップ

なお日本国内にて販売される新型LXは、新型ランドクルーザー300と同じ排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力415ps/最大トルク650Nmを発揮し、トランスミッションは10速ATのみ、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみをラインナップ。

今回の新型LX600のスペックについては、SNSでは新型ランクル300以上の更にパワフルな出力とトルクを期待していた方も多かったのですが、やはりランクル300との明確な差別化が無かったのはちょっと残念に思う所。

あとは同じV6ツインターボエンジンを搭載するLS500とのすみ分けはどうするのか?といった意見もあり、改めてLX600というネーミングセンス、排気量5.7L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載していた先代LX570の完成度が高かっただけに比較され、今回のモデルは中々に厳しい意見が飛び交いそうです(“500”は排気量5.0L相当、600は排気量6.0L相当を意味)。

一方でロシア市場では、LX600ではなくLX500dをラインナップするそうで、こちらもパワートレインは新型ランクル300ディーゼルと同じ排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力300ps/最大トルク700Nmを発揮します。

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