フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックSiが遂に世界初公開!プロトタイプで登場したオレンジカラー採用、内装はレッドアクセント、タイプR譲りの6速MTのみを搭載【動画有】

2022-07-07

引続き、ホンダ新型シビックSiの内外装デザインやスペックをチェックしていこう

改めてホンダ新型シビックSiを見ていきましょう。

パワートレインは、新型シビックハッチバックと同じ排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力200hp/最大トルク260Nmと若干控え目な感じではあるものの、ピークトルクの回転数は1,800rpmと先代よりも300rpm早く、よりスピーディな加速を提供することが可能とのこと。

トランスミッションは6速MTのみ、タイプRを血統を受け継いだアルミ仕様

そして今回の新型シビックSiは、先述の通り6速MTしか設定されないため、AT限定の免許取得者は運転することが不可能。

しかもこの6速MTは、シビックタイプRからインスパイアされたアルミシフトノブと本革シフトブーツに加え、回転マッチング技術を備えるアップデート版とのことで、先代に比べてシフトフィールを10%向上しているとのことから、よりシームレスでドライバーとの一体感を持たせたシフト変換が可能とのこと。

この他にも、シビックハッチバックよりも27%も排気流を備えた新しいデュアルエキゾーストシステムを開発しているとのことで、シングルマスフライホイールは、先代のシングルマスユニットよりも26%軽くになり、フライホイールの慣性が30%減少したため、エンジンはより速いスロットルレスポンスを実現しているとのことです。


見た目だけでなくパフォーマンスも重要視している新型シビックSi

見た目だけでなくパフォーマンスも大幅に向上している新型シビックSiですが、リミテッドスリップディファレンシャルは、マルチリンク式リアサスペンションと同様に標準装備。

ブレーキングシステムについては、従来のシビックセダンよりも大きく、フロントアクスルに12.3インチのローター(+1.2インチ)、リアアクスルに11.1インチのローター(+0.9インチ)が標準装備していて、足もとには、デュアル5スポークデザインとマットブラック仕上げとなる18インチホイールを標準装備しています。

インテリアも想像以上にスポーティで過激だった

インテリアもチェックしていきましょう。

まさにシビックタイプRを彷彿とさせるようなスポーティなインテリアで、ブラックとレッドのデュアルトーントリムはもちろんのこと、インパネのエアコン吹き出し口回りもレッドにまとめられています。

なお運転席のメーター系は、セダン同様に7インチのTFTマルチカラー液晶ディスプレイとアナログメーターを組合わせ、センタータッチディスプレイは、9インチのHonda CONNECTディスプレイを標準装備(Android Auto/Apple CarPlayとも統合)。

そしてこれも嬉しい装備内容として、何とBOSE製サウンドシステムも標準設定にしているそうです。

シートもかなりタイトではありますが、ホールド感はかなり高そうですね。

悲報:新型シビックSiに2ドアの設定無し

なおホンダ曰く、2ドアタイプのSiの設定はなく、4ドアセダンのみ2021年内に発売を予定していて、更に2022年は新型シビックタイプR(New Civic Type R)と新型シビックe:HEV、そしてアキュラ新型インテグラ(Acura New Integra)が発売される予定です。

【2022 Honda Civic Si: First Look (Up-Close Details)】

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Reference:motor1.com