2022年中頃以降に発売予定と噂のフルモデルチェンジ版・レクサス新型RXはどれぐらい価格アップする?PHEVモデルが追加されれば800万超えは確実かも…

まだ情報は何も出ていないにしても、FMC版・新型NXの価格の跳上りを見れば、新型RXも大幅値上げは避けられない

さてさて、2021年10月7日に発表/同年11月以降に発売予定となっているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、このモデルが登場する一方でもう一つ期待されているのが次期RX。

前回のレクサスカスタマイズカーフェアに訪問した際、TRD/モデリスタ(MODELLISTA)のエアロパーツを設計担当していた方と雑談する機会があり、その際にフルモデルチェンジ版・新型RXのエアロパーツの設計も粛々と進めていて、2022年中頃以降に発売予定と語っていたことが非常に印象的でした。

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まだ具体的な仕様やグレード構成、パワートレインなどは明らかになっていないものの、一体どのようなモデルとなるのか?新型NXの価格の跳ね上がりを鑑みて、新型RXの価格帯はどれほどになるのか?予想していきたいと思います。


プラットフォームはTNGAに変更される一方、ボディのサイズアップも避けられない?

まずは車体のベースともいえるプラットフォームですが、次期RXではTNGAプラットフォームの採用が濃厚だと思われ、おそらくは新型NX/トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4/ハイランダー(Highlander)と同じTNGA-Kプラットフォームの流用になると予想。

元々RXは、前輪駆動(FF)専用のKプラットフォームを採用していることもあり、現行ではフロントプラットフォームの構造変更を行い、エンジンマウント位置をエンジンの重心に対してより近い位置でボディに懸架することで、エンジンの動きを抑制して操舵レスポンスの向上を図っています。

こうした流れを汲むことで、おそらく次期RXもTNGA-Kプラットフォームが濃厚になるとは思うものの、もう一つ気になるのがボディサイズ。

現行RXは、全長4,890mm×全幅1,895mm×全高1,710mm、ホイールベース2,790mmと現行ハイランダーに近いサイズ感を持ちますが、恐らく次期RXでは更にサイズアップすると予想され、特に全長は4,900mm超え/全幅は1,900mm超え/ホイールベース2,800mm超えとミドルサイズSUVとは思えぬほどのワイド&ロースタイルになるものと考えられます。

パワートレインは新型NXがベースになる?

続いてはパワートレインを予想していきましょう。

前回のブログでも公開している通り、既に日本特許庁にはRX350h/RX450h+の2種類が商標登録されているとのことで(欧州特許庁(EUIPO)にも登録されている)、この辺りは新型NX350h/NX450h+と同じ構成になるものと予想され、加えてハイブリッド/プラグインハイブリッド(PHEV)だけでなく、ガソリンモデルRX300の置き換えとしてRX350も登場するのでは?とも推測。

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参考までに、RX350/RX350h/RX450h+の予想パワートレインは下記の通り。

RX350・・・排気量2.4L 直列4気筒直噴ターボエンジン(新型NX350と同じ)

RX350h・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム(RAV4/ハリアーハイブリッドと同じ)

RX450h+・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド

NXとパワートレインがカブってしまうと、RXの魅力が薄れる?

もちろん、上記の3グレードが100%ラインナップされるとは言い切れませんが、こうしたエンジン構成だと新型NXとの差別化を図ることができないため、レクサスとしても新たなグレードを拡大するのでは?とも推測(ピュアEVということも考えられそう)。

特にRX350hともなると、RX450hのV6ハイブリッドよりもグレードダウンしてしまいますし、燃料の種類もハイオクで益々RXとしての魅力が薄れてしまう恐れもありそう。

次期RXのフロントマスクはどのように変化する?価格帯はどれぐらいアップする?気になる続きは以下の次のページにてチェック!