ゴードンマレーの次なるスーパーカーが発覚?「T.33」が商標出願され話題に。ロールスロイスからも新型ブラックバッジシリーズに関するティーザー画像が公開

遂にロールスロイスが2021年10月28日に新型ブラックバッジシリーズを世界初公開!

続いては、2021年10月28日に発表予定となっているロールスロイスの新型ブラックバッジシリーズに関する新ティーザー画像が公開されています。

今回公開されたティーザー画像は、非代替トークン(NFT)のクリエイターでアーティスト/イラストレーターとして活躍しているMason London氏と協力したものだそうで、ユニークなアニメーションを作成することで新型ブラックバッジシリーズの新しい一面を演出。

そして今回公開されたティーザー画像では、これまで「保守的で紳士的」なイメージの大きかったロールスロイスのイメージを払拭すべく、「破壊者」というテーマを掲げているとのことですが、どうしてこのようなテーマが掲げれることになったのでしょうか?


ロールスロイスが語る「破壊者」には特別な意味/ポジティブな意味合いが込められている

ロールスロイスCEOであるTorsten Müller-Ötvös氏によると「我が社は常にユニークな種類の外れ値、先見の明、偶像破壊者を魅了してきました。私たちはこれらの男性と女性に、破壊的で自信に満ちた予測を表現できる完璧に設計されたキャンバスを提供できることを誇りに思っています」と示していて、”破壊的”というのもただ単純に”何かを壊す者”ではなく、”自身の限界を突破していく”という意味合いとして生み出した言葉と説明。

ちょっとオカルト的な要素も含まれていますが、ロールスロイスは元々、チャールズ・スチュアート・ロールズとフレデリック・ヘンリー・ロイスの2人によって創設された企業であり、航空機用エンジンなどを取り扱ってきました。

ロールスロイスの創設者2人も「破壊者」であった

そしてここからが注目したいポイントなのですが、ロールスロイスの創設者である二人の生活環境は全くの別物で、特にチャールズ・スチュアート・ロールズは、上流階級の家に生まれたスポーツマンであり、ケンブリッジ大学在学中から黎明期(れいめいき)のモータースポーツに携わった自動車の先覚者でした。

一方でフレデリック・ヘンリー・ロイス氏は、リンカンシャーの貧しい製粉業者の家に生まれ、9歳で働き始めてから苦学を重ねて一級の電気技術者となった立志伝中の人物であるため、それぞれの生活環境や出身、経歴が大きく異なろうとも、各々の努力や野心といった秘めたる力によっては「大きな壁や限界などもぶち破ることができる」というメッセージ性が込められているのだと考えられます。

ちょっと脱線してしまいましたが、改めてティーザー画像を見ていくと、現時点ではロールスロイスは、ブラックバッジシリーズに関する具体的な車種までは明らかにしていないものの、この画像を拝見する限りでは新型ゴースト(Rolls-Royce Ghost)の可能性が高そう。

そしてロールスロイスによれば「ブラックバッジは世界の27%を占める程に人気がある」と語っていて、ロールスロイスとしても絶対に失敗の許されない一台としています。

☆★☆ロールスロイス関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS