映画「ワイルド・スピード」のハン役が所有するカスタムZも?!日産がSEMAショー2021に向けて3台のカスタムカーを世界初公開!フルモデルチェンジ版・新型パスファインダー/フロンティア/フェアレディZのオフロード?

日産はSEMAショー2021に向けてオフロードをテーマにしたカスタムモデルを発表するようだ

2021年11月2日より開催のアメリカカスタムカーショーでお馴染み・SEMAショー2021にて、北米日産よりオフロードをテーマにしたオリジナルカスタムモデル3車種を発表されることが明らかとなり、今回その3車種のエクステリアが世界初公開されました。

これらのモデルは、ニスモ(NISMO)オフロードパーツを活用したプロジェクトオーバーランドと呼ばれるそうで、1970年代の伝統的なラリーモデルを表現しています。

基本的には新型車を主体にしたカスタムモデルとなっていますが、なかには映画「ワイルド・スピード」に登場した俳優の旧世代フェアレディZをベースにしたカスタムビルとモデルも公開され、中々に魅力あるものに仕上げられているのではないかと思います。

ちなみに国産メーカーからは、既にホンダが新型シビックSiを主体としたカスタムカーを公開しています。

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①:プロジェクトオーバーランド・パスファインダー

まずは2021年2月に北米市場向けを中心に発売されたフルモデルチェンジ版・新型パスファインダー(Nissan New Pathfinder)のカスタムモデル。

その名はプロジェクトオーバーランド・パスファインダー(Project Overland Pathfindder)と呼ばれる個体で、ビルシュタインから供給された大容量モノチューブガス加圧ショックを備えるプロトタイプのNISMOオフロード2インチリフトキットをインストール。

足もとには、オフロードデザインの18インチ×8JのNISMOオフロードホイール×Maxxis RAZRATタイヤ装着。

エクステリアを見ていくと、グリーンのボディカラーをベースにしつつ、雪山?をイメージしたようなラッピングが印象的で、いかにも力強さが伝わってくるオフロードSUVを演出していますね。

この他、プロジェクトオーバーランド・パスファインダーのカスタムパーツは以下の通り。

◇プロトタイプのニスモオフロードエクスペディションルーフラック

◇ロアアドベンチャーカンパニー83Lラギッドケース

◇ニスモオフロード6インチドライビングライト

◇リジッド4インチDシリーズドライビングランプを備えたカスタム製作のフロントバンパーガード

◇カスタム製作が含まれますロックレール

◇UltraTableを備えたRIGdUltraSwingマルチフィットヒッチキャリア

◇キャンプキッチン

◇スリーピングプラットフォームシステムを備えたEgoéNestboxCamperConversionKit

②:プロジェクトオーバーランド・フロンティア

続いては、2021年9月に発売されたばかりのピックアップトラック・新型フロンティア(New Frontier)をベースにしたカスタムモデル。

こちらはプロジェクトオーバーランド・フロンティアと呼ばれる一台で、フロンティア独自の力強いエクステリアや機能性に加え、ニスモオフロードのゴリゴリカスタムによって実現した一台。

先程の新型パスファインダー同様に、雪山をイメージしたラッピングが何とも秀逸で、どこにでも走れそうな心強さもありますね。

なおカスタムパーツの基本装備は以下の通り。

◇フロント2インチのリフトを追加したオフロードパフォーマンスサスペンションキット

◇xAxisシールフレックスジョイントを備えたSPCフロントアッパーコントロールアーム

◇リモートリザーバーを備えたニスモオフロードパフォーマンスショックアブソーバー

◇285/70R17インチのMaxxis RAZR MTタイヤ

◇17インチ×7.5JのニスモオフロードAXISホイール

③:映画「ワイルド・スピード」にハン役で登場したサン・カン氏のカスタムフェアレディZ

最後はちょっと予想外だった映画「ワイルド・スピード」にハン役として登場した俳優サン・カン(SungKang)氏のフェアレディZをベースにしたカスタムモデルも登場。

このモデルは、1971年の東アフリカのサファリラリーの優勝モデルからインスパイアされた一台。

DocZは、カスタムヘッドやトリプルウェーバーカーブ、カスタムエキゾーストを備えたチューニングされたL24を備えていますが、エンジン出力と最大トルクは一切非公表となっています。

またZ432に標準装備されていた神戸製鋼のホイールへのオマージュである16インチ78ナナコロビヤオキホイールを装着するなど、その完成度の高さは中々のもの。

恐らく競売などにて出品されたら相当な額になると予想されますが、まさかこのカスタムモデルがサプライズとしてSEMAショー2021にて登場するとは…何とも魅力的な一台だと思います。

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Reference:motor1.com