内装の質感が凄い…中国ホンダが発表した新型ヴェゼルのピュアEV版・新型e:NP1は電動パワーシート採用!更にレクサス新型NXよりも巨大な15インチ以上のディスプレイ搭載で最先端へ
引き続き広汽本田の新型e:NP1の内装をインプレッションしていこう
引き続き、広汽本田の新型e:NP1の内装をチェックしていきましょう。
細部を見ていくと、センターコンソールは基本的に艶有りブラックのオーナメントパネルを採用し、センターシフトは全て物理スイッチ式に変更。
電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能も標準装備で、オートブレーキホールドはメモリー機能を採用しているため、エンジン再始動後も再びオートホールドスイッチを押さなくても記憶しているので非常に便利。
その奥には、ワイヤレス充電システムやUSBポート、シガータイプのコンセントも完備(ハザードスイッチがメタル調なのもユニーク)。
新型ヴェゼルの装備を上手く流用した運転席周り
運転席周りを見ていくと、ステアリングや物理スイッチ系は基本的に新型ヴェゼルからの流用で、本革巻きステアリングホイールはホワイトのカラードステッチを縫合することでスポーティさを演出。
スポーク上面にはピアノブラック調のオーナメントパネルを貼付することで、高級感を演出しています。
なお新型e:NP1のステアリング後部には、新型ヴェゼル同様に減速セレクター(パドルシフト)を完備。
メーター系もアナログを一切使用しないフルデジタルを採用しています。
内装はe:HEV PLaY風?
内ドア部分はこんな感じ。
ホワイトアクセントのトリム部分は、新型ヴェゼルe:HEV PLaYのグレージュをイメージしているものと予想されますが、アームレストなどにも合成皮革を使用することで質感を向上させているのはさすが。
ドアハンドルやパワーウィンドウスイッチ周りも新型ヴェゼルと同じではあるものの、使い勝手は非常に良いですし、敢えて大きな変更を加えていないところは流石の一言。
何と運転席・助手席に電動パワーシートを完備!
こちらは助手席側のフロントシート。
何と運転席側だけでなく助手席側にも電動パワーシートを採用しているんですね。
おまけに電動パワーシートレバーにはメッキ調アクセントが加味され高級感を演出。
こういったところは、レクサスのエントリーモデルでも採用していないところなので、ホンダのピュアEVモデルにかける本気度が伝わってきます。
なおシート表皮は、本来は着座部分がファブリックでサイド部分が合成皮革のコンビタイプになりますが、今回は逆の組み合わせになっているようです。
運転席側ももちろん電動パワーシートを完備。
ここまで質感と機能性を向上してきたとなると、恐らく新型ヴェゼルも年次改良や更なる上級グレードを展開する際に、パワーシートを設定してくるものと予想されます(初代ヴェゼルの後期仕様もその流れだった)。
後席用ベンチレーションだけでなく、USBポートももちろん完備。
少し見づらいですが、シートバックポケットも完備しているので、スマートフォンや雑誌なども仮置きできるのは便利ですね。
あとは新型e:NP1の価格帯がどれ位になるのか?グレードはどういった構成になるのか?非常に気になるところです。
ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。