トヨタ新型カローラクロスが納車されて1か月が経過!季節性の影響で燃費は10km/L付近…戦略的ともいえる「普通」ジャンルを開拓し、ここまで評価の難しいモデルは珍しいかもしれない

2022-09-10

新型カローラクロスは総じて満足度が高く、今後このモデルに対抗できる車両は出てこないかもしれない

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZ(2WD)ですが、気が付けば納車後1か月が経過。

基本的には街乗り・近場移動主体で活躍しているため、走行距離は500km以下と多くはないものの、ほぼ本業含めて毎日乗っているため、改めて「普通で気軽に使える車」という感覚ですし、購入して本当に良かったと思える一台です。

今回は新型カローラクロスが納車されて1か月経過しての雑感を簡単にまとめていきたいと思います。


実は現行クラウンよりも車幅の大きい新型カローラクロス

まずは新型カローラクロスのサイズ感含むエクステリアについてですが、運転する分には特に大きなボディと感じることは無いものの(感覚的にはコンパクトなBセグメントのホンダ新型ヴェゼルに近い)、実は全幅1,825mmもあり、現行220系クラウンの全幅1,800mmよりも大きいんですよね。

駐車場に停めたときに改めて新型カローラクロスのワイド感、どっしりとしたサイズ感に圧倒されるわけですが、運転しているときとのギャップが意外にも良く、「車内は大きく感じず、外から見れば大きく見える」といった視覚的な効果を上手く考えた一台なのだと思われます。

運転席からの見晴らしはかなり良い

続いて運転中に感じたポイントとしては、やはりフロントウィンドウの面積が非常に大きいことに加え、運転席の着座位置を低い位置まで調整できるため、座高の高い私でも「背の高い信号」が十分確認できるため、使い勝手としてはOK。

私が別に所有しているホンダ新型ヴェゼルは、ファストバックスタイルでベルトラインからルーフまでの距離が短く、且つフロントウィンドウの面積が小さいため、どうしても背の高い信号を確認することが難しく、それでいて体勢を崩さないといけません。

基本的には座高の高い私に問題があるため、決して車に問題があるわけではないのですが、運転席からの視界の広さ、見晴らしの良さという点では、新型カローラクロスは非常に優秀だと考えています。

パーキングチケット&カード差込口の使い勝手は良くない

ただその一方で気になるポイントとしては、普段から地下駐車場などのパーキングを利用する私としては、パーキングカードやチケットなどを気軽に差し込めるサンバイザーのデザインを重要視していますが、新型カローラクロスだとサンバイザーの裏側にあるバニティミラーのスライド部分に設けられています。

つまり、パーキングチケットを収納する際には、サンバイザーをわざわざ動かさなければならず、地下駐車場でサンバイザーは結構視界の邪魔になるため、使い勝手としては個人的にマイナス。

そのため、こんな感じで100円ショップなどにて販売されている(弁当箱を固定するための)マジックテープ付ゴムバンドを使ってカスタムし、簡易的なパーキングチケット差しを設けています。

こうすれば、毎回サンバイザーをオープンにする必要が、カードを取り出してワンモーションで差し込むことができるので非常に便利です。

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