「納期4年程度」と話題のフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300→世界初となるディーゼルターボでのシャシダイ評価→0-100km/h加速含めての結果は?【動画有】

何かと話題の尽きない新型ランドクルーザー300、今回はディーゼルターボでシャシダイ評価!

2022年1月19日、トヨタ公式ホームページにおいてフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の正式納期が「4年程度」になることが明らかになり、フェラーリの2年納期やランボルギーニ等のスペシャルモデルの納期3年よりも明らかに長いと話題になっています。

実際のところ、トヨタメーカーからディーラーに配信されている情報としては、2024年内に2022年1月までの注残分を生産・出荷する計画となっています。

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そんな大人気モデルとなる新型ランクル300ですが、前回は世界初となるガソリンターボモデルをシャシダイに載せて最大出力/最大トルク評価を実施しましたが、今回も世界初となるディーゼルターボモデルをシャシダイ(Dyno)に載せての最大出力/最大トルク、そして0-100km/h加速時間を評価しています。

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ガソリンターボとディーゼルターボではどれ位がパワー/トルクが異なるの?

こちらが今回、シャシ台にて評価される新型ランドクルーザー300 GR-SPORT×ディーゼルターボ。

パワートレインは、排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力309ps/最大トルク700Nmを発揮。

一方のガソリンモデルは、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力415ps/最大トルク650Nmを発揮するため、パワーの大きさではガソリンターボ、立ち上がりのトルクの高さはディーゼルモデルの方が優れてることになります。

そのため、新型ランクルの価格帯もガソリンターボとディーゼルターボで若干異なり、日本仕様だとディーゼルターボの方が+30万円高くなっています。

参考までに、以下は日本市場向け新型ランクル300のグレード別価格帯となります。

【新型ランドクルーザー300(4WDのみ)のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇GX:[ガソリン]5,100,000円

◇AX:[ガソリン]5,500,000円

◇VX:[ガソリン]6,300,000円

◇ZX:[ガソリン]7,300,000円/[ディーゼル]7,600,000円

◇GR-S:[ガソリン]7,700,000円/[ディーゼル]8,000,000円

シャシダイに載せた結果→カタログ数値よりも約10%少なくなっている?

実際にこちらがシャシ台に載せて出力&トルク評価中の新型ランドクルーザー300。

厳つさが増したブラックのボディカラーに、レッドのストライプを追加することでGR SPORTらしさを表現した一台に仕上げられていますが、こうして見ると迫力が凄いこと。

実際にシャシ台に載せての出力値としては上の通り。

ピーク出力278ps(274hp)/ピークトルク641Nmであることがわかります。

こうしてみると、「えっ、カタログ数値よりも10%も低いじゃん!」と思うかもしれないですが、実際のところ、カタログ公称値に対して実測値が下がるのには理由があります。

なぜカタログ数値よりも10%低い?新型ランクル300のオンロードでの0-100km/h加速時間は何秒?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!