これが日本で発売予定のマツダ新型CX-80?マツダは少しずつ”同じ顔”から脱出しようとしているのかも…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型タンドラの製造第一号が競売へ→約1.2億円にて落札

新型CX-50を皮切りに、本格的にマツダの新世代CXシリーズが動き出す?

2022年1月18日、マツダの新世代CXシリーズの第一弾として世界初公開された新型CX-50が、アメリカ・アラバマ州ハンツビルにあるマツダ・トヨタマニュファクチュアリング施設にて生産をスタートしたことが明らかになりましたが、このモデルは北米市場向けとなり日本や欧州市場への導入予定はありません。

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日本市場では、2列5人乗りSUVの新型CX-60と、3列7人乗りSUVの新型CX-80が導入予定となっていますが、今回は新型CX-80のエクステリアはこうなる?というレンダリングが公開されています。

早速チェックしていきましょう。


これが新型CX-80のエクステリア?

via:Spyder7

こちらが今回、国内カーメディアSpyder7さんが作成・公開した新型CX-80の完成イメージレンダリング。

フロントマスクを見ていくと、どことなくビッグマイナーチェンジ版・新型CX-5や、北米市場向け新型CX-50の重厚感と力強い顔つきを持たせつつ、ドット柄基調のフロントグリルパターンとボディスタイルは、現行CX-8っぽさを取り込んでいますね。

なおマツダといえば、デザインアイデンティティともいえる「魂動」をCXシリーズやMAZDAシリーズにて導入する一方で、「どのモデルがCX-〇〇なのかわからない」といった金太郎飴状態であることも事実。

これは決してネガティブに揶揄しているわけではなく、グローバル化とマツダ色を強く意識しているからこそ、テイストが似てしまったのではないか?と推測。

特にドイツ御三家のなかのアウディやメルセデスベンツがその例で、個性的で欧州車らしいデザイングリルを求めるあまり、そのアイデンティティに固執してしまうところも。

マツダは少しずつ変化を加えようとしている

via:Spyder7

おそらくマツダとしても、2022年より続々と導入されるであろう新型CXシリーズでも、そういった呪縛から解き放たれるためにも工夫を施していることは間違いなさそう。

とはいえ、それでも見る人からすれば「どれも同じ顔」に見えてしまうのも現実ではありますが、今回の新型CX-80のイメージレンダリングは、「よりマツダらしく」「それでいてCX-80」独自のワイド&ローで筋肉質なクーペライククロスオーバーであることが確認できます。

ヘッドライトは新型CX-5のようなダブルL字型LEDデイタイムランニングライトを搭載し、プロジェクター式LEDヘッドライトとフロントLEDウィンカー、プレミアム感を演出するシルバー加飾のシグネチャーウィングなど、細部まで結構作り込まれています。

新型CX-80はラージ商品分のため、直6エンジンや後輪駆動(FR)システムも

via:Spyder7

なおSpyder7さんの報道によると、新型CX-80はラージアーキテクチャを採用することで、駆動方式は後輪駆動(FR)ベースで、パワートレインも排気量3.0L 直列6気筒エンジン+マイルドハイブリッドのSKYACTIV-X、そしてディーゼルマイルドハイブリッドが設定されるとのこと。

2022年以降のマツダのロードマップ資料には、CX-8の姿が見えないことから、おそらく実質的な後継モデルが新型CX-80になると思われるものの、その分価格帯も大幅に向上することは避けられないですし、次期CX-8を求めるユーザーが多数存在することを考慮すると、マツダとしても中々に苦しい状況にあるのではないかと考えられます。

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via:Quattroruote

なお発売時期としては、2023年内の可能性があるとのことで、2022年はあくまでも新型CX-60をメインに販売していくのではないかと予想されます。

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