遂にデロリアン新型DMC-12がピュアEV版で2022年内に復活!お決まりのガルウィングドア…そしてデザインは日産の新型GT-R 50 by Italdesignを担当したイタルデザイン【動画有】

まさか本当にDMCがピュアEVで復活するとは…

映画「バック・トゥ・ザ・フューザー」にて登場したタイムマシン型ドリームカー・デロリアンDMC-12。

正式にはデロリアン・モーターカンパニー(DeLorean Motor Company, DMC)が製造したDMC-12がベースとなっていますが、遂にこのモデルが2022年内に新型として復活することが明らかとなりました。

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しかも復活するのは、内燃機関モデルとしてではなく100%電気自動車(ピュアEV)で、デザインを担当するのは世界限定50台のみ販売された日産GT-R R35 NismoベースのスペシャルモデルGT-R 50 by Italdesignを担当したイタルデザイン。

一体どのようなモデルとして進化するのでしょか?


新型DMCにはお決まりのガルウィングドアを採用

こちらが改めて公開された新世代DMC-12のピュアEV版。

具体的なフロントマスクやデザインまでは明らかになっていないものの、デロリアンの象徴ともいえるガルウィングドアが採用され、更にティーザー動画では、V字型のシルエットLEDデイライトが点灯するなど、まさに近未来的なドリームカーを演出。

残念ながら新型DMCに関する情報は謎のまま

ちなみに過去に販売されたDMC-12は、腐食を避けるために強固なスチールフレームとFRP製のシェルを組み合わせたプラットフォームに、ステンレス製ボディー外装を採用しましたが、今回の新型DMCではどのような素材とプラットフォームが採用されるのかは一切不明。

ちなみにどうして新型DMCをイタルデザインが担当するのか?というと、実はDMC-12のデザインを担当したのが、イタルデザインの創設者であるジョルジェット・ジウジアーロ氏だったから。

ジョルジェット・ジウジアーロ氏といえば、1970年代~1980年代にくさび形の車をペニングするのが非常に好みで、ロータス・エスプリやマセラティ・ボラ/メラク、そして初代フォルクスワーゲン・シロッコにも適用するほど。

イタルデザインが担当することによる懸念点も

おそらくはその系譜を受け継ぐために、復刻モデルや既存モデルのハイパフォーマンスモデルでもデザイン担当しているイタルデザインに依頼したものと考えられますが、その分「イタルデザインが担当する=超高額になる」というイメージもあるため(その証拠にGT-R 50 by Italdesigは1台あたり1.5億円もする上に完売していない)、新型DMCは相当な金額になることが予想されます。

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イタルデザインは既に新世代DMCのコンセプトモデルを発表していた?

ちなみにイタルデザインといえば、2019年3月にコンセプトカーとしてダヴィンチコンセプト(DaVinci Concept)を発表済み。

その際にも、同車のアイコンでもあるガルウィングドアを採用していましたが、もしかするとこの時点で新型DMCのピュアEVに関する伏線を張っていたのかもしれませんね。

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Reference:motor1.com