遂に日本にも飛び火が…トヨタが2022年3月1日の全工場稼働停止を正式発表!詳細は避けているが日経新聞が「トヨタとつながるサプライヤー(部品会社)がサイバー攻撃を受けた」と報道

2022-03-01

既にSNSで話題になっていたサイバー攻撃…日経新聞も大々的に取り上げ、トヨタ公式も全工場稼働停止を発表!

さてさて、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、2022年3月のトヨタ工場稼働停止計画が公開されたばかりですが、2022年2月28日、トヨタ公式が「2022年3月1日の全工場14工場28ラインの稼働を停止する」ことを正式に発表しました。

トヨタはあくまでも、「国内仕入先(小島プレス工業株式会社)におけるシステム障害の影響を受け…」と具体的な理由・コメントを控えていますが、既に日本経済新聞がその詳細を公開しています(サーバーダウン状態が続き、1日だけで済まない恐れも…)。

ちなみに、以下の内容はトヨタの公式プレスリリースとなります。

国内仕入先におけるシステム障害の影響を受け、3/1(火)(1直・2直ともに)国内全14工場28ラインの稼働を停止することを決定いたしました。お客様及び関連仕入先の方々には、様々なご不便をお掛けすることをお詫び申し上げます。

関係仕入先の皆さまとともに、部品不足に対するあらゆる対策を図り、1日でも早く・多くお客様のもとにお車をお届けできるよう尽力してまいります。

via:Toyota

2022年3月2日に通常稼働に戻せるか精査中とのこと

なお今回のシステム障害に関する情報については、既に日本経済新聞が報道済みで「2022年2月28日にトヨタの部品会社(サプライヤー)である小島プレス工業株式会社がサイバー攻撃を受けた」と大々的に報道していて、同年3月1日は丸一日全工場稼働停止になるものの、翌日の2日には通常稼働に戻せるかどうか精査を進めているとのことです。

ちなみに日本経済新聞の報道によれば、国内全工場を丸1日止めるだけで、国内生産台数の約5%減、すなわち約13,000台に相当するとのことで、トヨタだけでなく全サプライヤ含めて致命的なダメージになることも予想されます。

元々の2022年3月の工場生産・稼働停止スケジュールは以下の通りでしたが、ここから更に(同月1日となる)他の全工場が稼働停止するということは、トヨタ・レクサスの主要モデルも全て生産が一時ストップしてしまうため、全国的に出荷・納期遅れになることも避けられないところ。

一日も早い復帰を目指してほしい一方、再攻撃を受けないセキュリティ対策も十分にしておく必要がありそうですね。
※現在の世界情勢と直接的な因果関係があるかは定かではないため詳細は控えます

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【2022年3月の工場生産・稼働停止スケジュール(再修正版)一覧】

[トヨタ自動車九州・宮田工場・第1ライン]
◇レクサスNX/NX PHV/CT/UX/UX300e・・・2022年3月2日(水)、3日(木)、4日(金)、7日(月)、8日(火)、9日(水)、12日(土)、14日(月)、15日(火)、16日(水)、19日(土)、21日(月)、22日(火)の13日間

[トヨタ自動車九州・宮田工場・第2ライン]
◇レクサスNX/RX・・・2022年3月4日(金)、12日(土)、19日(土)

[トヨタ自動車東日本・岩手工場・第1ライン]
◇トヨタC-HR/アクア・・・2022年3月5日(土)

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 【【速報】トヨタ取引先に“サイバー攻撃” 国内全工場の稼働停止へ(2022年2月28日)】

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Reference:Toyota, 日本経済新聞