フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンに新情報?最初はクーペルックな4ドアセダンが登場し、SUVスタイルが1年ほど遅れて登場予定

2022-07-05

そろそろ新型クラウンに関する詳細な情報が、トヨタディーラーにも配信される可能性が高そうだ

2022年は、トヨタの既存ラインナップモデルのほとんどを受注一旦停止し、2022年5月からの安全装備義務化による法規対応と装備の充実化のため、一部改良/マイナーチェンジが実施されますが、一部改良の対象に含まれなかった車種の一つがクラウン(Toyota Crown)です。

現行としてラインナップされている15代目が、僅か4年と短命でありながらも2022年3月14日をもって受注停止となりますが、既にガソリンモデル/ハイブリッドモデルが目標受注数に到達しているとのことで、一部のディーラーでは新規受注をストップしているところもあるようです(つまり在庫限りでの注文のみということになる)。

なお「クラウン=後輪駆動(FR)セダン」が好みな方も非常に多いそうで、現行クラウン→現行クラウンに入れ替える方も少なくはなく、「いつかはクラウン」「最後はクラウン」という既存オーナーも存在するほど。

そして2022年夏頃に発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型クラウン(New Crown)についてですが、こちらも新たな情報を入手しましたので、早速その中身をチェックして行きたいと思います。


新型クラウンの外観はbZ SDNに似ている?

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

まずは2022年夏頃に発売予定となっている「クーペルックな4ドアセダン」の新型クラウンからチェックしていきましょう。

ちなみにいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、新型クラウンは大きく2種類がラインナップされる予定で、まずは上述にもあるクーペルックな4ドアセダン、その1年後ぐらいに大口径タイヤを装着するSUVスタイルの新型クラウンがデビュー予定となっているそうです。

改めて従来型の4ドアセダンスタイルとなる新型クラウンの外観をチェックしていくと、デザインベースは2021年12月にトヨタEV戦略に登場したbZ SDN風の外観になる予定とのことで、フロントグリル形状などは異なるとは思うものの、ヘッドライト上部にLEDデイタイムランニングライトを配したり、三眼LEDヘッドライトなどの精悍なデザインを取り入れるところはbZ SDNに近いものになるそうです。

なお自動車情報誌ベストカーさんやマガジンXさんでも、既に新型クラウンに関する完成イメージレンダリングを公開済ですが、基本的なデザインテイストは同じで、フロントノーズを延伸することでスポーティ且つFRスポーツセダン風に見せるところも現代のデザイン言語の一つにもなっています。

フロントバンパーの出っ張りやフロントエンブレムの貼付位置、そしてキーンルックグリルっぽいワイドな大口グリルは、どことなく新型カローラクロスっぽいグローバルな雰囲気もあったりはするものの、よくよく考えてみると、前回のブログにてトヨタ北米のロードマップ資料が完全リークされ、「2022年にGRカローラと新型クラウンが登場する」という情報がリークされていたため、もしかすると北米市場にもマッチするようなアグレッシブな顔つきになるのかもしれませんね。

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