遂に来た!フルモデルチェンジ版・日産の新型キャシュカイに待望のe-POWER追加!1.5リッターVCターボとの組合せで190馬力…次期エクストレイルにも期待

引き続き、日産の新型キャシュカイe-POWERを見ていこう

続いては、新型キャシュカイe-POWERのリヤビューを見ていきましょう。

リヤビューの変更は特になく、シルバー加飾のリヤスキッドプレートや無塗装ブラックのリヤロアバンパーも従来通り。

そしてリヤテールゲートを見ていくと、右下にはe-POWERバッジが追加され、中央には新生”NISSAN”エンブレム、そしてその直下には”QASHQAI”のレタリングバッジを貼付します。


1.5リッターターボ+e-POWERでのシステム総出力は190馬力!

そして最も気になるのがパワートレインですが、先述にもある通り排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンを搭載することで、ガソリンエンジンのみで最高出力156hpを発揮し、ここに発電機やインバーターといったe-POWERシステムを組み合わせることで、システム総出力190hp/システムトルク330Nmを発揮します。

駆動方式は前輪駆動(2WD)のみで、燃費性能は53.3mph(22.7km/L)とのことですが、VCターボエンジンベースで考えると十分な燃費だと思います。

現行リーフと同じe-Peal Step技術を採用

運転技術においては、現行リーフ(Leaf)同様にe-Pedal Stepを採用し、ドライバーのアクセル操作だけで加減速が可能になります。
※2022年5月に発表・発売予定のビッグマイナーチェンジ版・新型キックスにも採用予定

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e-Peal Step技術は、センターコンソールのスイッチによってアクティブ化可能で、加速したあとにアクセルを離すと0.2G相当のブレーキがかかり、更にブレーキライトを点灯します。

ただ、この技術は完全停止するものではなく、クリープ走行レベルの減速に留まるため、この辺りはユーザーによって「停車するまでブレーキしてほしい」という方もいらっしゃるでしょうし、意見は大きく分かれるのかもしれません。

もちろん、新型キャシュカイe-POWERが追加するからといって排気量1.3L 直列3気筒マイルドハイブリッドモデルは廃止にはならず、グレードが拡大されるのは嬉しいところ。

残念ながら日本市場には導入されない新型キャシュカイシリーズですが、先述にもある通り、2022年夏頃にようやく新型エクストレイルが発表・発売予定となっているため、こちらの1.5リッターVCターボe-POWERに期待したいところ。

コンパクトモデルの新型キャシュカイe-POWERで、システム総出力190hp/システムトルク330Nm、燃費性能22.6km/Lともなると、恐らく新型エクストレイルe-POWREも同様のスペックになることが予想され、WLTCモード平均燃費も20km/L付近が濃厚(もしかすると20km/Lを切るかもしれない?)。

今後、日産公式からも新たな情報が展開される可能性があるため、今後の日産の動きに注目したいところです。

【e-POWER: Nissan’s unique electrified powertrain, now unplugged】

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Reference:Nissan