【悲報】2022年3月で生産終了するホンダS660。特別仕様車モデューロX・バージョンZが中古車サイト・カーセンサーにて40台以上転売されている件

生産終了の時期が迫っているS660だが、案の定カーセンサーでは特別仕様車が大量に流れているようだ

2022年3月に正式に生産終了することがアナウンスされたホンダの2ドア軽スポーツモデルS660。

最後の最後に、スタンダードグレードとなるα(アルファ)/β(ベータ)が限定650台のみ追加生産することが決定しましたが、その前に期間限定で販売されたのが、特別仕様車モデューロX・バージョンZ(Modulo X version Z)。

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この特別仕様車は、モデューロXをベースに専用パーツを標準装備し、ボディカラーもプレミアムスターホワイトパールとソニックグレーパールの2色のみがラインナップされました。

新車価格としては、6速MTのみで3,150,400円(10%税込み)と軽自動車とは思えないほどの高額モデルではあるものの、実はこのモデルが、中古車サイト・カーセンサーにて大量に転売されていることが明らかになっています。


何と2022年3月9日時点で、モデューロX・バージョンZの中古モデルだけで41台販売されている模様

こちらが中古車サイト・カーセンサーにて掲載されているS660モデューロX・バージョンZの中古車リストの一部。

カーセンサーにて掲載されているバージョンZのみを抽出したものですが、最も安価モデルが、「ソニックグレーパール」「2021年式・走行距離1,000km」「車検2024年9月」で車両本体価格が373.8万円となるため、新車販売価格よりも60万円近く高いことに。

最も高額なモデルだと約500万円!

そして最も驚きだったのが中古車リストの最高額。

「プレミアムスターホワイトパール」「2021年式・走行距離6km」「車検2024年12月」で車両本体価格が498.0万円とのことで、新車販売価格よりも180万円近く高いことに。

一時期550万円という、とんでもない金額にまで跳ね上がりましたが、それよりも落ち着いたとはいえ十分高額。

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あと走行距離が4kmや6kmといった10km未満の個体が非常に多いことから、本来の「移動手段・好きで乗る」ものとして購入したのではなく、投機・転売目的として購入された可能性が高そう(買取金額はもっと低いとは思いますが…)。

それでもリッチなSUVやミニバン(新型ノア/ヴォクシー)が購入できる金額ですし、生産終了モデルであることや、昨今の諸事情による部品供給不足と半導体の供給不足で納期が遅れていることも重なって、ここまで高騰するのはなかなかに異常だと思います。

S660は転売禁止の誓約書付きだった!しかし今後も転売の流れは終息する気配無し?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!