トヨタ新型カローラクロスの予防安全装備(Toyota Safety Sense)は結構シビア?レーントレーシングアシスト(LTA)やパーキングサポートブレーキ(PKSB)には少し不満も

トヨタ新型カローラクロスのドライビングサポートで気になるポイントや、グッドポイントをチェックしていこう

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)は狭い立体駐車場にて頻繁的に発生することがある

続いてはトヨタ新型カローラクロスのパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)[PKSB]の検知について。

この機能は、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を制御するための機能の一つでもあり、前方もしくは後方にある静止物に対して、車両があまりに近くまで近づいてしまうと緊急ブレーキが作動します。

この機能も、先ほどのレーントレーシングアシスト同様に”設定がかなりシビア”なのかはわからないものの、狭い立体駐車場にてバック駐車する際に頻繁的に発生することが多いんですね。

立体駐車場の全ての駐車エリアにて発生するわけではなく、輪止めと壁があるエリア限定になるものの、ゆっくりブレーキで調整しながらバック駐車しても、なぜか緊急ブレーキで停車してしまうことがあります。

最初は、駐車止めのブロックと壁の距離が近いから?と考えたりもしましたが、輪止めにしっかりと停めても、カローラクロスのリヤバンパーと壁とのクリアランスはヒト2人分のスペースは十分確保されているため、なおのこと「何で緊急ブレーキを繰り返すのか?」というのは疑問に思う所です。


パノラミックビューモニター(PVM)は大雨+夜間の街灯の無い駐車場では便利

ここまで気になるポイントや不満点をピックアップしてきましたが、一方で「この機能は便利だな」と思うのがパノラミックビューモニター[PVM]。

駐車する際に、クルマの斜め後ろや真横など、目が届きにくい箇所も確認できる便利機能で、障害物を避けることも一つの目的にもなっていますが、個人的にパノラミックビューの一番の使い所だと感じるのは「街灯がついていない真っ暗な駐車場での駐車」。

まだ晴れている日の真っ暗な駐車場であれば、サイドミラーから見える光などを参考にしつつ駐車できるのですが、大雨+真っ暗ともなると、サイドウィンドウやサイドミラーも濡れて全く白線などは見えないですし、バックガイドモニター用のカメラもずぶ濡れで見づらい時もあるのですが、パノラミックビューモニターは、雨の日であろうとも白線をしっかりと読み取っていて、且つ周りの車両との感覚もある程度把握できるので非常に便利。

雪の日ともなると、さすがに積雪のときは地面が真っ白なので殆ど使わないものの、大雨+街灯の無い夜間駐車の時に重宝される機能ですし、メーカーオプションで+27,500円税込といえど事故も防げる可能性が高まることを考えると、設定しておいて悪いことは無い思います(納期は掛かりますが…)。

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