日本にも納車予定と噂のブガッティ新型チェントディエチがもうすぐ生産開始!世界限定10台&10億円以上…約5万kmのテスト走行だけでガソリン代は「200万円以上?」

僅か10台しか生産されない新型チェントディエチをここまで評価するのは異例

なおブガッティ新型チェントディエチのテスト走行を実施する際には、車両だけでなくステアリングやブレーキ、加速、サスペンションのわずかな変動さえも認識できるエキスパートテストドライバーによって評価されるため、約50,000kmの走行テスト以前に更に多くの距離を伸ばして評価を進めてきました。

シロンがベースであり、且つ生産台数が非常に少ないため、ブガッティがこのような厳しいテストを実施することは予想外でしたが、それはブランドの哲学の一部であると言われていますし、車両本体価格が10億円以上かかってしまうのも、これだけの過酷な評価をクリアするためでもあります。

なおブガッティのプロダクトマネージャーであるCarlHeilenkötter氏によると、「ブガッティは、最高の品質基準、耐久性、顧客満足に取り組んでいます。チェントディエチは、極端な状況でも最高レベルでの信頼性の高い取扱いを保証するために、意図的に限界まで追い込んでいます。ほとんどの車がこの範囲に入ることはありませんが、それでもテストを続け、一切妥協のないモデルを提供します」とコメント。


いよいよ大詰め!2022年後半までに10台全て生産完了へ!

新型チェントディエチの最終テストでは、イタリアのナルドテストサーキットにて実施される予定で、最高時速380km/hにまで制限されている同車であれば、12.6kmもあるロングトラックを気持ちよく走らせることが可能。

おそらく排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジン(最高出力1,600ps/最大トルク1,600Nm)を搭載するチェントディエチが、最大の力を発揮できる最後の機会だと考えられます。

ちなみに新型チェントディエチは、2022年末までに10台全てを顧客のもとへと納車完了する予定とのことです。

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Reference:CARSCOOPS