フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで往復660kmの旅が無事終了!実燃費は19.7km/Lで無給油900km走行可能、車内Wi-Fiが高速道路やトンネル内でも使用できるか検証してみた

2022-08-14

トヨタ新型ヴォクシーの車内Wi-Fiの実用性と、約660km走らせて実燃費をチェック!

車内Wi-Fiは高速道路走行中も安定!トンネル内での安定性は?

続いて最も検証したかったトヨタ新型ヴォクシーでの、高速道路走行中の車内Wi-Fiの安定性について。

実際に後席に乗ってノートPCでの作業やYouTube視聴などを試してみましたが、特に動作が不安定になったり、YouTube動画が止まったりすることはありませんでした。

高速道路のトンネル内でも特に問題なくWi-Fi接続は可能だったが…?

そして最も気になるのが、高速道路のトンネル内(距離にして約3kmほど)を走行しているときの車内Wi-Fi速度を検証してきましょう。

新型ヴォクシーの車内Wi-Fiのトンネル外での接続速度や、自宅Wi-Fiの接続速度、そして一般的なインターネット速度に関する情報は、以下の関連記事にてまとめていますのでご参考までに。

上の画像の通り、グーグルのインターネット速度を活用してダウンロード/アップロード速度を検証した結果、多少のバラつきはあるものの「インターネット速度は良好」という結果に。

つまりトンネル内でも車内Wi-Fiは使用できるというわけですが、あくまでも私自身の体感的なものでいうと、トンネル外のときに比べると若干接続速度は遅いという印象です(YouTube視聴もできたのは意外だった)。

【車内Wi-Fiでのインターネット速度】

1回目:「ダウンロード:14.0Mbps」「アップロード:2.79Mbps」

2回目:「ダウンロード:12.6Mbps」「アップロード:2.66Mbps」

車内Wi-Fiはどこでも接続できるというわけではない

ただし、ここで注意してほしいこととしては、必ずしも「トンネル内にて車内Wi-Fiが100%使えるわけではない」ということ。

っというのも、今回の約660kmの長距離移動の際、標高の高い山道(峠)+トンネル内を走行したのですが、ディスプレイオーディオに「Hotspotが反応していません」というポップアップ画面が表示されたため、より接続環境の厳しい所では車内Wi-Fiすら使用できないことも確認できたため、必ずしもどこでも活用できるというわけでは無さそうです。


約660km走らせての実燃費は19.7km/L

そして最後に、新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)にて約660km走らせての実燃費を見ていくと、WLTCモード平均燃費23.0km/Lに対して×0.85倍ぐらいの19.7km/Lを記録。

これに対しての航続可能距離は233kmなので、このままの燃費を維持すれば無給油900kmはギリギリ走行可能であることがわかります。

燃費性能としては十分優秀ですし、今回の660km走行前に撮影の関係でエンジンかけっ放しで航続可能距離を少し減らしてしまったので、そういった撮影が無かったら更に燃費性能は変化していたかもしれません。

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