また日本市場は後回しか…中国ホンダ(広汽本田)が新型ZR-V(中国表記:致在)を世界初公開!北米での名称はHR-V、日本市場向けはおそらくZR-Vが濃厚

2022-07-31

遂に正式にホンダ新型ZR-Vという名称で登場

2022年4月5日、ホンダの北米部門が新型ヴェゼル(Honda New Vezel)とCR-Vの中間的なサイズ感を持つ新世代CセグメントSUVの新型HR-Vを世界初公開しました。

このモデルは、新型シビック(New Civic)をベースとしたスポーツ志向&ステーションワゴン寄りの一台となりますが、実は日本市場でも2022年秋頃にZR-Vという名称にて発売予定となっています。

日本市場では、2022年内にインサイト(Insight)/シャトル(Shuttle)/CR-Vの生産並びに販売が終了するため、CR-Vの置き換えモデルも兼ねて新型ZR-V、そしてインサイトの置き換えモデルとして新型シビックe:HEVが発売される予定です。

そんな新型ZR-Vですが、北米市場向けに続き中国市場向けも先行にて発表され、2022年末頃に発売される予定です。


中国市場向け新型ZR-V(中国表記:致在[Zhizai])を見ていこう

こちらが今回公開された、中国市場向け新型ZR-V(中国表記:致在[Zhizai])のエクステリアデザイン。

基本的には北米市場向け新型HR-Vと同じ顔つきで、コンパクトなハニカム形状のグリル形状や、水平基調を意識したハニカム形状のグリルパターン、そしてブラックアクセントのエアインテークなどは、どことなく欧州車をイメージしたような力強さがあります。

そしてフロントヘッドライトも点灯した状態となりましたが、改めてL字型LEDデイタイムランニングライトは新型ステップワゴン(New STEPWGN)風で、三眼LEDヘッドライトに対して中央が単眼LEDハイビームなのは、新型ステップワゴンやシビック、ヴェゼルと共通デザイン。

おそらく新型シビック等と同じで、アダプティブドライビングビームやアクティブコーナリングライトなども搭載される可能性が高そうですが、その分装備内容も充実することで車両本体価格もかなり跳ね上がりそうですね。

チルト操作可能なパノラマガラスルーフを採用か

こちらは別の角度から見た新型ZR-V。

上の画像の通り、トップルーフにはパノラマサンルーフが装備され、確定要素ではありませんが、1枚ガラスではないことから、もしかするとチルト機能も設けられているかもしれませんね。

ZR-V(中国表記:致在[Zhizai])の名称由来・意味は?

ちなみに新型ZR-V(中国表記:致在[Zhizai])の名称由来についてですが、今回このモデルを販売する広汽本田の情報によると、中国表記の「Zhi」は”憧れ”と”到着”を意味し、「Zi」は自由で気楽なギャロッピングを意味。

そして「ZhiZi」は複雑な生活の中で素晴らしく繊細な性格であり、街のギャロップを楽しむ自由を意味しているとのこと。

そしてZR-Vの「Z」は、英語のアルファベットの最後の文字であり、数学関数では3番目に不明であること、そしてモビリティに対するZ世代の期待と要件に対応した変数を意味しているとのこと。

この他「R」はランナバウト:フリーギャロップで、「V」はビークル(車両、車両)を意味していますが、中国同様に日本仕様もおそらく同じ意味合いになるものと予想されます。

2ページ目:新型ZR-Vのパワートレインはどうなる?