トヨタ新型カローラクロスのちょっと気になるところ!「フットブレーキの踏む力でオートブレーキホールドの効きが変化する?」「夏場でも街乗り燃費は10km/L前後」

2022-07-06

引き続き、トヨタ新型カローラクロスの気になるポイントをチェックしていこう

夏場の街乗り・近場乗りの実燃費は10km/L前後

続いてトヨタ新型カローラクロスの実燃費についてですが、私が所有するモデルは排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルのため、WLTCモード平均燃費は以下の通り。

◇WLTCモード平均燃費:14.4km/L

◇WLTC市街地モード燃費:9.8km/L

◇WLTC郊外モード燃費:15.6km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:17.0km/L

前回のブログでもお伝えの通り、往復 約470kmほどの高速道路走行の際は、19km/L付近とカタログ値以上の燃費をたたき出していますが、夏場の街乗り・近場乗りだと概ね10km/L~11km/Lぐらい。

この点は冬~春の実燃費とほとんど大差なく、特に片道5km~15kmでストップ&ゴーの多い道だとハイブリッドのようにEVのみでの走行ができないため、燃費はほとんど向上することはありません。

これに関してはどうすることもできないのが正直なところで、しかしながら市街地モードの9.8km/Lよりは優れた燃費性能であることは確かなので、基本的には「カタログ数値以上」だと考えています。

今後は、往復470kmほどの高速道路走行の頻度も多くなるので、徐々に平均燃費も向上してくるのではないかと期待しています。


夏場の本革×ファブリックのコンビシートは熱い?

最後は新型カローラクロスの夏場のシートの熱さについてもインプレッションしていきます。

一つ注意しておきたいポイントとしては、中間グレード以下に標準装備の「フルファブリックシート」との比較ではなく、あくまでも「本革×ファブリックのコンビシート」の場合のみのインプレッションとなるので、その点は予めご了承ください。

まず夏場の車内に関しては、外気温が25度ぐらいで日なたでの野ざらし駐車だと、エンジン始動直後の温度は29度~33度位で、窓を開けたりエアコンをかけたりして走らせていると、徐々に気温が低下して25度付近に落ち着きます。

野ざらし駐車した後に車内に乗り込んでいくと、とくにモモ裏あたりの本革部分は体感的にも熱いとは感じられるものの、ジャージやジーパンといった長ズボン系だと、特に座れない程の熱さではありませんでした。

ただ、子供を助手席や後席に乗せるときだと、子供は膝上の動きやすい半ズボンを履くことが多いので、モモ裏が直に本革シートに触れて体感的にも非常に熱く感じられるので、そういった場合は座布団もしくは薄手のハンカチ、タオルを敷いて乗るようにしています。

そうすると熱さを感じることは殆ど無く、夏場は日焼け止めクリームを全身に塗ることが多いため、クリームがシートに付着して白くなる恐れも少なくなります。

以上が、新型カローラクロスのちょっと気になるポイントですが、2022年5月末時点で真夏日レベルの気温ですし、6月~8月になると猛暑日が続きそうですから、更に車内も暑くなるでしょうし熱中症にも気を付けたい所です。

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