凄いぞ日産!新世代ピュアEV軽の新型サクラが発表後僅か3週間で受注11,000台を突破!年齢層も全体的にバランス良し…三菱の新型eKクロスEVも目標の4倍以上の受注を獲得!

2022-07-06

日産の新型サクラと、三菱の新型eKクロスEVのグレード売り上げ内訳もチェックしていこう

新型サクラで人気グレードは、上位グレードGではない → 一体なぜ?

そして最後が、日産の新型サクラの人気グレード順。

これに関しては、近場移動用のシティコミューターという立ち位置で、航続可能距離も180kmと割り切っているのも、ピュアEV軽の特徴を意識しているから。

価格帯を最小限に抑えるために20kWhバッテリーに設定していること、上位グレードGに設定される「プロパイロット(ProPilot)1.5は必要なく、高速道路を運転する予定もほとんど無い」という考えから、全体の約60%が中間グレードXを選択しているのではないかと予想されます。

【(2023年)新型サクラの人気グレード順(2022年6月13日時点)】

◇エントリーグレードS:3%

◇中間グレードX:61%

◇上位グレードG:36%

なお日産のプレスリリースを参考にさせていただくと、新型サクラを注文する顧客の特徴として、「2台目以降の複数所有車の方」「以前より電気自動車に興味を持ち、ガソリン車等を所有の方からの代替えが多い」傾向にあるようです。

他の軽自動車同様、多くの年配の顧客から注文が入っているとのことですが、先進技術装備の充実をフックに、若い世代をはじめ幅広い顧客からも好評を得ているとのこと。

この他にも、オプション関連としてはGグレードを選択した顧客の7割以上がアラウンドビューモニターを選択しているそうで、この辺りはユーザー層や用途によって上手く装備内容をまとめてきたなぁという印象です。

新型サクラはそこまで長納期化していない模様

今後軽自動車の概念やランキングも大きく変動することは間違いなく、その先駆けとして日産サクラ、そして兄妹車種となる三菱の新型ekクロスEVが存在するわけですが、今後どこまで受注台数を伸ばすのかも気になるところ。

そして昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により長納期化が進んでいますが、いつもお世話になっている日産ディーラーによると、2022年6月12日時点での納期は3か月~4か月ほどとそこまで長くなく、2022年内の納車も可能とのことですが、今後更に台数を伸ばしていくかもしれませんね。


三菱の新型eKクロスEVの詳細な内訳をチェックしていこう

そしてもう一つの兄弟車種となる三菱・新型eKクロスEVですが、こちらは発表後僅か3週間で、月販売上目標台数850台の4倍となる約3,400台(2022年6月12日時点)を記録しているとのことから好調。

主な内訳は以下の通りとなっています。

【(2023年)新型eKクロスEVの販売構成比(2022年6月22日時点)】

[グレード別構成比]

◇上位グレードP:57%

◇エントリーグレードG:43%


[メーカーオプション装着率]

◇上位グレードP
・先進安全快適パッケージ:86%
・プレミアムインテリアパッケージ:29%
・ルーフレール:23%

◇エントリーグレードG
・寒冷地パッケージ:63%
・先進安全パッケージ:29%
・アクティブパッケージ:10%


[主要ボディカラー構成比]

◇ナチュラルアイボリーメタリック:18%

◇ホワイトパール/ブラックマイカ:16%

◇ミストブルーパール/カッパーメタリック:12%

◇ミストブルーパール:12%

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Reference:Nissan, Mitsubishi