まさにスバル・インプレッサ22B STiの最新レストモッド版!世界限定25台のみとなるプロドライブ新型P25が世界初公開。カーボンボディ採用で車体重量は1,200kg未満に
プロドライブ新型P25は、足回りやインテリアもかなりの力を入れている
引き続き、プロドライブ新型P25を見ていきましょう。
気になるボディサイズですが、インプレッサ22B STiとほぼ同じ全長4,365mm×全幅1,770mm×全高1,390mm。
足回りについては、調整可能なダンパーを備えたアップグレード版マクファーソンストラットサスペンションをインストールし、スプリングとスウェイバーも最適化。
この他、ブレーキ関連やタイヤホイールについては以下の通り。
◇フロントブレーキ:380mmベントディスク、6つのピストンキャリパー
◇リアブレーキ:350mmベントディスク、4つのピストンキャリパー
◇アルミホイール:ブリヂストン製8.5j×19インチ
◇タイヤ:ブリヂストン製ポテンザ235/35/R19インチタイヤ
インテリアは公開されていませんが、レザーやアルカンタラ、カーボン贅沢に使用される一方で、現代のスバルの内装ではなく、1990年代のモダンな雰囲気を残した内装に仕上げられているとのこと。
ダッシュボードには、データロガーとストリートまたはトラックで使用できるドライブモード付となる高解像度ディスプレイを搭載。
そしてシートレイアウトについては、2ドアクーペでありながらも2列4人乗りと実用性もあるようですが、要望に応じてロールケージを追加することも可能のようです。
日本ではアライモータースポーツにて購入可能!但し手付け金4,000万円支払いが必須
最初にも記載した通り、新型P25は世界限定25台のみ販売となっていて、車両本体価格は460,000ポンド(日本円に換算して約7,600万円)ですが、なんと日本でも購入可能とのことで、群馬県伊勢崎市を拠点とするアライモータースポーツ経由にて販売されることが決定しています。
その代わり、日本での販売価格は驚きの8,850万円とのことで、手付け金として4,000万円支払うことが前提となっています(つまり販売価格の約半分を頭金として支払う)。
ちなみにブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)を購入する際の手付け金が5,000万円で、ハードルが高い上にプレミア価値もかなり高いことがわかる一方で、今回のようなP25は、インプレッサ22B STiの熱狂的ファン、もしくは投機目的にてスーパーカー/エキゾチックカーを多数所有するコレクター向けに販売されるのではないかと予想されます。
2022年6月23日のグッドウッドにデビューし、同年後半頃よりデリバリースタート予定
世界が注目するプロドライブ新型P25ですが、2022年6月23日~26日まで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて登場予定で、その後2022年後半頃より、最初の顧客のもとにデリバリー予定となっています。
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Reference:motor1.com, Prodrive