フルモデルチェンジ版・インフィニティ新型QX80が2023年後半頃にデビューと報道!ライバルはレクサス新型LX600で、新デザイン言語&ダウンサイジングターボに置き換わる?

2022-07-03

残念ながら日本市場での市販化の予定は無いものの、インフィニティは今後更なる発展を遂げることになりそうだ

日産の北米ブランドでお馴染みインフィニティですが、同社は2021年9月に一部改良版となる新型QX80を発表・発売したばかり。

本モデルは、インフィニティブランドとしては非常に重要なフラグシップSUVとしてラインナップされていて、競合モデルにはキャデラック・エスカレード(Cadillac Escalade)やレクサス新型LX600が対象と言われています。

北米市場ではダイナミック且つ大型SUVの需要が高いことでも有名で、QX80もその対象に含まれているわけですが、いよいよ2023年頃よりフルモデルチェンジ版として新しく発売される?との情報が展開されています。


新型QX80は全く新しいデザイン言語を持つことになり、インフィニティのブランドイメージを変えていくかもしれない?

海外カーメディアAutomotive Newsの報道によると、インフィニティCEOであるペイマン・カーガー(Peyman Kargar)氏とのインタビューにて、「日産のフラッグシッププレミアムブランドとしての役割を主張する、3段階のうちの第2段階目を開始した。これは2023年3月末頃にプレビューされる予定の新型QX80である」とコメントしています。

現時点では、具体的にどのようなプラットフォームを採用し、どのようなデザインで、どのようなパワートレインを採用するのかはわからないものの、正式な発売やデリバリー時期としては2023年後半~2024年前半頃を予定していて、それまでにはプロトタイプモデルの先行展示や、自動車メディアに向けた試乗会なども開催予定とのこと。

そしてこの新型QX80が、インフィニティブランドにとって全く新しいデザイン言語の指標として登場するとともに、ブランド戦略を具現化する手段として機能するとのことで、同車の立ち位置も大きく変化していくことになりそうですし、インフィニティのブランドイメージ自体も大きく変化していくかもしれません(レクサスのようなアグレッシブでスポーティな顔つきになるかもしれない)。

日産アルマーダがベースになる?ともいわれているが…?

上述にもある通り、プラットフォームやエンジンなどの詳細は明らかになっていないものの、Automotive Newsの報道によれば、兄弟車でもある日産アルマーダ(Nissan New Armada)をベースにした改良版と言われていて、よりラグジュアリーな乗り心地を提供するとのこと。

そしてパワートレインについては、こちらもアルマーダがベースとなるのであれば、排気量5.6L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力400hp以上を発揮、トランスミッションは7速ATのみをラインナップすると言われています。

ただ別のメディアでは、ダウンサイジングターボ化することで出足の加速やトータルバランスの安定性向上、そして排ガス規制に準拠したエンジンを搭載するのでは?といった話もあるようで、この辺りは2022年度末のワールドプレミアまでは詳細な情報が展開されない可能性も高そう。

またインフィニティは、新型車のラインナップを充実にするだけでなく、「インフィニティのディーラーアイデンティティ」にも取り組んでいるそうで、それは新しい建物にのみ適用されるとのこと。

どのように進化・変化していくのかは不明ですが、いわゆるレクサスのような高級感を持たせたディーラーへとアップデートしていくのかも気になるところですね。

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Reference:AutomotiveNews

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