(2023年)一部改良版・トヨタ新型ハイランダーが中国でも初公開!新型ハリアー/RAV4/カローラにも設定の12.3インチフルデジタルメーターを搭載

2022-07-06

日本市場向けはもう少し先だが、北米や欧州、中国市場向けは一足早く最新仕様が公開されているようだ

2022年5月、北米市場向けとなる一部改良版・トヨタ新型ハイランダー(Toyota New Highlander)が公開され、内装には新世代コネクティッドナビ対応の12.3インチディスプレイオーディオPLUSに加え、更に上位グレードに対応した12.3インチフルデジタルメーターも公開されました。

この12.3インチフルデジタルメーターは、日本仕様の2023年モデルとなる一部改良版・新型ハリアー(PHV)/新型RAV4(PHV)/新型カローラシリーズの上位グレードに設定される先進機能の一つで、今回北米や欧州に続き、中国市場向けの新型ハイランダーでも一部改良と共に採用されています。

早速、改良内容と共に内外装デザインやパワートレインをチェックしていきましょう。


中国市場向け新型ハイランダーのエクステリアを見ていこう

こちらが今回公開された、一部改良版・トヨタ新型ハイランダー(中国表記:汉兰达[ハンランダ])のエクステリアデザイン。

エクステリアの変更は特に無さそうですね。

ヘッドライト意匠は従来通りで、アレイ式LEDヘッドライトやスポーティなフロントグリル、LEDコンビネーションランプを採用します。

ちなみにこのモデルを販売するのは、中華人民共和国広州市にある広州汽車集団とトヨタ自動車の合弁会社である広汽豊田(Gac Toyota)で、一汽豊田(FAW Toyota)ではクラウンクルーガー(Crown Kluger)という名称にて販売しています。

2.5リッターHEVだけでなく、2.0リッターターボの380Tを追加ラインナップ!

今回の一部改良に伴い、新たに排気量2.0L(TNGA2.0Tタイプ) 直列4気筒ターボエンジンを搭載する380Tグレードが追加されています。

これまで中国市場では、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組合わせたハイブリッドモデルのみのラインナップでしたが、トルクフル且つリーズナブルなダウンサイジングターボモデルを求める顧客が多かったことから、今回新たに380Tが追加されたとのこと。

なぜ2.0Tではなく”380T”なのか?

ちなみに380Tというのは、2リッターターボモデルの最大トルク380Nmを意味していて、中国市場ではトルク値のバッジをリヤテールゲートに貼付する傾向にあるようです(最高出力は248hpを発揮)。

この他にも、ハイブリッドモデル特有のブルー背景のトヨタのCIマークロゴがブラックになったことで、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが区別されるようになりました。

トランスミッションはダイレクトシフト8速ATのみをラインナップし、駆動方式はDTV四輪駆動(AWD)システムのみ、足回り

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