(2023年)スズキ新型グランドビターラが世界初公開!トヨタ新型アーバンクルーザーハイライダーとの兄弟車種で、オフロードチック且つ力強いSUVに

スズキも新型ブレッツァに引き続き、続々と新型SUVを発表するようになったな

2022年7月1日、スズキのコンパクトSUVモデルとなる新型ブレッツァ(Suzuki New Brezza)が発表・発売されましたが、今回このモデルに続く新型SUVが世界初公開されました。

今回スズキが新たに発表したモデルは、新型グランドビターラ(New Grand Vitara)と呼ばれるモデルで、トヨタが2022年7月2日に発表した新型アーバンクルーザーハイライダー(Toyota New Urban Cruiser Hyryder)の兄弟車種になります。

どちらも長い名称で覚えづらいですが、新世代マイルドハイブリッドを搭載するモデルとして、インド市場やアフリカ市場を中心に展開していく予定となっています。


これまでのスズキラインナップとは異なる新デザイン言語

こちらが今回公開された新型グランドビターラ。

これまでのスズキのSUVモデルとはちょっとテイストが異なり、日産・三菱風のリフレクター式三眼LEDデイタイムランニンライトやスプリットヘッドライトスタイル、そしてハニカム形状の大口フロントグリルなど、そのデザイン言語は独特。

ヒョンデやタタ、起亜といったインド市場にて高い人気を得ているメーカーと真っ向勝負するであろう一台で、しかしスズキとしても新たな進化と飽きの来ないデザインに仕上げることで、新規顧客獲得も狙った一台なのかもしれません。

ちなみにフロントグリルは、ダーククロームまたはリッチクローム仕上げで引き締めを強化し、小さなバンパーインテークやアグレッシブなメインヘッドライトハウジングなど、これまで登場してきたスズキのSUVモデルに比べると非常にアグレッシブ。

トレンドを意識した一文字テールランプも

リヤビューも、これまでのスズキでは見られなかったユニークなデザインに。

昨今のトレンドにもなっている非直結式の一文字テールランプを採用しつつ、両サイド3本の縦型基調テール意匠を追加したところは新型アーバンクルーザーハイライダーとの差別化のため。

そしてセンターエンブレムの直下には、”GRAND VITARA”のレタリングバッジも貼付。

更にリヤロアバンパーには、樹脂パーツ?ではなくクロームアクセントのスキッドプレートが装着され、フロント・リヤフェンダーモールにはアーチ形状ではなくスクエア型にすることで立体感と抑揚を設けることでダイナミックさを演出。

ボディサイズはBセグメントSUVに相当

サイドビューはこんな感じ。

クーペ風やステーションワゴンチックなSUVではなく、トヨタRAV4などのような正統派SUVといった印象で、ボディサイズとしては全長4,345mm×全幅1,795mm×全高1,645mm、ホイールベース2,600mmと意外にコンパクト。

イメージとしては、ホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)の全長4,330×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベース2,610mmに近いBセグメントSUVといったところでしょうか。

なおホイールベースの大きさは、スズキが2021年11月に発表したフルモデルチェンジ版・新型S-CROSSと同じで、ビターラ/エスクードよりも+100mm長くなっていることから、スズキの新世代グローバルCプラットフォームを採用していることは明確。

2ページ目:インテリアはトヨタ新型アーバンクルーザーハイライダーと共通、パワートレインは2種類