【悲報】ホンダの生産工場・稼働率低下で主要モデルが納期遅れ!新型ヴェゼル/ステップワゴン/N-BOX等だけでなく、発表されたばかりの新型シビックタイプRも発売延期していた件

新型シビックタイプR(FL5)の発売が2022年9月1日にズレ込んだのも、部品供給不足や半導体不足が影響しているようだ

さてさて、ホンダが定期的に更新している工場出荷目途一覧ですが、2022年7月21日時点での工場生産・稼働率が更新され、2022年7月~8月上旬に生産されるモデルを対象に納期遅れが生じる恐れがあるとのこと。

現時点では、具体的にどれ位の納期遅れが生じるかは不明ではあるものの、ホンダ公式プレスリリースの情報を参考にすると、生産・納期に影響するモデルはNシリーズ/新型ヴェゼル(Honda New Vezel)/新型シビックシリーズ(New Civic)/新型ステップワゴン(New STEPWGN)。

特に2022年7月21日にワールドプレミアされたフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)は、当初2022年7月下旬に発表・発売予定で、同月28日に初回オーダー受付けを開始する予定でしたが、今回の生産・出荷遅れが影響し、同年9月1日に発表・発売・ファーストオーダー受付けへと切り替えています。


ホンダの工場生産稼働率をチェックしていこう

続いては、ホンダ公式プレスリリースより明らかとなった工場生産稼働率をチェックしていきましょう。

工場名:鈴鹿製作所(第1ライン、第2ライン)
生産稼働率:2022年7月は約9割、2022年8月上旬は約7割
主な生産モデル:ヴェゼル、フィット、シャトル、N-BOX, N-ONE, N-WGN, N-VAN


工場名:埼玉製作所(完成車工場)
生産稼働率:2022年7月は通常稼働、2022年8月上旬は約9割
主な生産モデル:ステップワゴン、フリード、CR-V、インサイト、シビック、Honda e

何れの工場も2022年8月上旬より生産稼働率が低下していることがわかりますが、その中でも大きく影響しているのが主要な新型車といったところでしょうか。

2022年8月末で生産・販売終了予定となっているシャトル/CR-V/インサイトについてですが、現時点では特に大きな影響はないとのことで、当初のスケジュールから大きくズレ込むといったことは無いとのこと。

新型ヴェゼルはまだまだ長納期問題から抜け出すことは難しそう

一方で変わらず長納期化が続いている新型ヴェゼルですが、こちらはいつもお世話になっているホンダディーラー曰く、2022年7月中旬時点でe:HEV Z/e:HEV Xといったハイブリッドモデルの納期が2か月ほどズレ込んでいるとのことで、ガソリンモデルは1か月ほど遅れているとのこと。

そして既に受注停止となっているe:HEV PLaYに関しては、バックオーダー分を捌き切ることに注力しているため、今後受注が再開されるかは未定で、当初2022年秋頃に発売予定だったハイパフォーマンスモデルのモデューロX(Modulo X)も延期になっているので、しばらく大きな動きは無いのかもしれません。

新型シビックシリーズもしばらくは長納期化しそうだ

そして2022年7月21日から大きな盛り上がりを見せている新型シビックタイプR含めたシビック・ガソリンとシビックe:HEVですが、まずガソリンモデルはエントリーグレードLXだと1か月程度で出荷可能ではあるものの、EXグレードになると4か月以上の納期になるとのこと。

ハイブリッドe:HEVに関しては、1グレードのみでの構成で、納期も半年以上が濃厚とのこと(ハイブリッド系は軒並み長納期状態)。

新型シビックタイプRに関しては、あまり具体的なことは記載できないものの、各ディーラーで初期オーダーの振り分け台数が決められているそうで、この初期オーダー分の生産が終了してからの納期は全く読めないのだそう。

店舗によっては応募数200名を超えているところもあるため、そうなってくると初期オーダー分は抽選方式を採用しているところもあるため、更にハードルが上がることはもちろんですが、コアなタイプRファンのもとに届かないといった問題も起きるかもしれないため、ユーザーからの不満が起きるのは避けられないところ。

新型ステップワゴンもハイブリッドe:HEVを中心に納期が延びている模様

そしてもう一つ注目しておきたいのが新型ステップワゴン。

ガソリンモデルの納期は概ね4か月ほどと言われていますが、やはりハイブリッドe:HEVの納期が半年以上に伸びているそうで、既に2022年内の納車は不可能。

更に最上位グレードe:HEV SPADA PREMIUMLINEの納期も、新型ヴェゼルのe:HEVモデル同様に2か月近く延びているそうです。

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