【日本に僅か8台のみ納車予定!】メルセデス新型AMG Oneが遂に生産開始!組立は全てハンドメイド(手作業)…2023年春頃には日本の公道を走る姿を拝めるか

メルセデス新型AMG Oneが製造された後は、サーキットでのテスト走行も

引き続きメルセデス新型AMG Oneについて見ていきましょう。

AMG Oneの組立が完了したら、システム総出力1,049hpのパフォーマンスを確認するため、閉鎖されたトラック場となるAMG本社ドイツのアファルターバッハへと運ばれます。

ここでは、AMG Oneの専門家による技術的な車両ブリーフィングを受け、これまでで最も過激な走行シーンを確認することが可能なわけですが、デリバリー前の過激な試験はブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)も同様で、本モデルも納車前に500kmの過酷な評価を実施するとのことで、やはりこのクラスのパフォーマンスを持つモデルだと、「製造、検査してすぐに出荷」という訳にはいかないのかもしれませんね。

駆動方式は四輪駆動(AWD)を採用する新型AMG Oneですが、エンジンの回転数は最大11,000rpmまで到達し、非常に複雑な燃焼エンジンが搭載されています。

それでも、欧州独自の非常に厳しいユーロ6の排出規制を満足し、シングルターボのV6エンジンは566hpを発揮、更にアイドリング時はアイドリング5,000rpm → 1,200rpmまで抑えることに成功。


スペックは色々と云われているものの、背景含めて改めて凄いものを作ったなメルセデスAMG!

そして電気モーターに関しては、各前輪に1基ずつ設けることで、合計で322hpを発揮。

第三のシステム出力となるeモーターはICEの隣に設けられ、システム出力161hpをクランクシャフトに送り、第4のモーターはターボチャージャーに接続されて121hpを発揮。

そして電動のみの航続可能距離は、約11マイル(18km)走行可能な8.4kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、AMG One用に特別に開発された7速オートマニュアルトランスミッションを設定します。

先述にもある通り、新型AMG Oneの0-100km/h加速時間は2.9秒、0-200km/hの加速時間は7秒、最高時速は352km/hにまで到達。

タイヤ銘柄については、市販のミシュラン製パイロットカップ2を装着するとのことですが、オプションにて専用スリックタイヤもラインナップしているとのことから、ニュルブルクリンクでのサーキットラップタイムにも期待したいところです。

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Reference:motor1.com