(2023年)ランボルギーニ新型ウルスペルフォルマンテが世界初公開!より軽く、より速いを追求したスーパーSUVでダウンフォース量は従来比+38%アップ、エンジン出力は666馬力

引き続き、ランボルギーニ新型ウルスペルフォルマンテを見ていこう

引き続き、ランボルギーニ新型ウルスペルフォルマンテを見ていきましょう。

これだけアグレッシブな見た目に進化すると、やはり気になるのはパワートレインだと思いますが、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンはそのままに、最高出力666ps/最大トルク850Nmを発揮と、スタンダードモデルよりも+16psアップし、0-100km/hの加速時間は3.3秒、最高時速は306km/hにまで到達します。

パフォーマンス向上に関しては、「そのセグメントで最大数のカーボンファイバーパーツ」を使用することにより、車体重量も従来よりも47kg軽量化され、スーパーSUVモデルとしては最高のパワーウェイトレシオ比を実現しているとのこと。

システムについては、再調整されたステアリングシステムにより、パフォーマンス向上と軽量化に繋がり、最適化されたトルク配分と改良されたドライブモードのための新しいディファレンシャルも搭載されているそうです。


充実したドライブモードの影響もあり、パイクスピークヒルクライムでもSUV最速を更新

特にドライブモードに関しては、「スーパーSUVのドライブの楽しさとスポーティさ、そしてダートトラックでのスリリングな新しいレベルへと引き上げる」新しいラリー設定が設けられているのも注目トピックス。

このラリー設定については、荒れた路面でのスチールスプリング用に最適化されたアンチロールおよびダンピングシステムによって増幅され、よりハードな走りを体感できるとのことで、先日行われたパイクスピークヒルクライムでは、新記録となる10分32.064を更新し、ベントレー・ベンテイガ(Bentley Bentayga)の10分49.902よりも17秒以上速くクリア。

インテリアはアルカンターラを贅沢に使用

そしてこちらがインテリア。

基本的にはウルスと共通の装備が多いですが、アルカンターラ素材のダッシュボード表面やカーボンファイバーオーナメントパネル、そしてステアリングホイールにはアルカンターラと本革のコンビを採用するなど、その質感は非常に高め。

シートもヘキサゴン形状のアクセント付きとなるアルカンターラシートを標準装備し、サイド部分にはPerformanteの刺繍付(この点はウラカンペルフォルマンテに似ている)。

最後に気になる新型ウルスペルフォルマンテの車両本体価格ですが、アメリカでは260,676ドル(日本円に換算して約3,570万円)とのことで、2022年後半頃よりデリバリースタート予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS