トヨタが2022年8月「3回目」となる工場出荷目途一覧を更新!フルモデルチェンジ版・新型ノア/ヴォクシーは変わらず納期1年近く…C-HRは更に延びて「半年以上」に

トヨタも一部改良/マイナーチェンジ/フルモデルチェンジでモデルが新しくなっても「すぐに売れるものが無い」

そして今回のトヨタ工場出荷目途一覧で一番の変化だったのが、2022年8月29日に発売される一部改良版・新型C-HR。

特別仕様車Mode-Nero Safety PlusⅢも同時発売され、おそらく現行モデルとしては最後の改良になる?と予想していますが、まさかハイブリッドモデルで出荷時期半年以上(納期は更にかかるので最低でも7か月以上)になるとは…

もしかすると他のモデル同様、新車の長納期化の影響で「C-HRならまだ納期は短いか…」という考えから検討対象を変更しているのかもしれませんね。


新型GR86の特別仕様車も気が付けば受注受付け終了

続いて、新型GR86をベースにした10周年生誕記念特別仕様車となるGR86 RZ 10th Anniversary Limitedですが、予想をはるかに上回る受注があったために、こちらも当初の計画よりも1か月早い2022年8月21日をもって受注受付けを終了済み(BRZの特別仕様車に関しては限定200台が初日で完売済)。

その影響もあってなのか、工場出荷目途一覧では「詳しくは販売店にお問い合わせください」と記載されていますね。

新型ノア/ヴォクシーは様々な部品不足で更に長納期化している?

そして最後は、2022年1月に発売されて7か月以上が経過する新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)。

これらのモデルも、ガソリンモデルで既に納期半年以上となり、ハイブリッドモデルともなると納期は1年以上に(販売エリアや販売店規模によって納期は若干異なるようです)。

これは前回のブログでもお伝えしましたが、新型ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデルや予防安全装備のセットメーカーオプションコード37J、プロジェクター式三眼LEDヘッドライトが納期遅れの原因となっている一方で、ここ最近だと10.5インチディスプレイオーディオPLUSを選択すると、これも長納期の原因になる?といった噂がありますが、これに関しては販売店に取材しても不明とのことでした。

何れにしても、根本的に部品供給不足や半導体の供給不足が生じている限りは、こうした長納期問題を解消することは難しく、まだまだ納期短縮への道のりは遠そう。

とはいえ、この状況をいつまでも”なぁなぁ”の状態にしておくのも”それはそれで問題”だと思いますし、改めてトヨタメーカーからユーザーに対してどのように対策を進めていくのか、どれだけの納期短縮が見込めるのか(そもそも納期短縮は厳しいのか?)、いつ納車されるのか等、納得のいく説明が必要ではないか?と思ったりもします。

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Reference:Toyota