【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーのDAアップデート後もブラックアウト(画面真っ暗)問題・不具合は解消せず…エージェントの使い勝手は?

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーのディスプレイオーディオ(DA)アップデート後についてチェックしていこう

音声操作によるエージェント機能の使い勝手は大幅に改善

続いては、トヨタ新型ヴォクシーのディスプレイオーディオアップデート後による、上の画像の右下あたりにあるマイクマークの「エージェント機能」の使い勝手について。

今回のアップデートにより、音楽やテレビなどのメディア再生中に使用すると、BGMサウンドが最小音量に調整され、ドライバーの声を認識しやすくするように改善されました(アップデート前は音量が小さくならず、ドライバーの声を認識し辛かった)。

またこれに合わせて、ドライバーの「”アーティスト名” or ”曲名”をかけて」と発しても、中々エージェントが音楽を再生せず、「もう少し大きな声で話してください」「聞き取れませんでした」といったエラーが頻繁的に発生していましたが、今回のアップデートで大幅に改善されたことは非常に大きいですね。

ただ、行先指定をする際(例えば「自宅に帰りたい」等)、エージェントが反応してからナビ案内を完了するまでに30秒~1分近くかかることもあるため、この点はもう少しスピーディに反映できるよう改善してほしいところ(30秒以上も時間を要するのであれば、普通にタップして操作した方が早い)。


後席14インチリヤモニターのブラックアウトは今のところ無し

以上が新型ヴォクシーのディスプレイオーディオアップデート後のインプレッションとなりますが、「目的地履歴削除」「行先のルートオプションで”一般優先”追加」含めて使い勝手としては少しずつ良くなっている印象ですが、その一方で、最も重要視していたブラックアウトの不具合が解消されなかったのは残念。

なお前回のブログでもご紹介した後席14インチ有機ELディスプレイのブラックアウトに関しては、特に今のところ不具合は起きておらず、テレビ/DVD共に再生は問題なく再生できているものの、これはあくまでも10分ほど再生しての話なので、今後長距離移動の際に2時間ぐらいの映画を再生しても問題ないのかチェックしていきたいところ。

2022年9月~11月にかけて、複数の長距離移動(恐らく総移動距離は2,000kmぐらいになると予想)があるため、そのときにも我が家のファミリーカーとして新型ヴォクシーをフル活用する予定です。

ご相談:おススメの酔い止めグスリについて

あとこれは関係ない話になって恐縮なのですが、片道300km以上の長距離移動や家族旅行での移動になると、途中途中で妻と交代しながら運転することがあり、その際に2列目キャプテンシートを活用してPC作業を行うこともあるのですが、運転中は酔わないのに、助手席や後席だとすぐに乗り物酔いしてしまうことがほとんどで、そういった際は必ず事前に酔い止めグスリを飲むように心がけているものの、それでもすぐに酔ってしまいます。

「どうにかPC業務中でも酔いにくい飲みグスリがあれば…」と色々と模索しているところなのですが、もしも「こういった酔い止めがおススメですよ」というものが有りましたら教えていただけますと幸いです。

新型ヴォクシー専用パーツに改善対策

続いて、新型ヴォクシーのモデリスタパーツでお馴染みとなるシグネチャーイルミに改善対策。

不具合内容としては、後付部品のトヨタヴォクシー用シグネチャーイルミグリル用電源ハーネスにおいて、線径が不適切なため、配線の温度が高くなる場合があるとのこと。

そのため、配線が劣化し、最悪の場合、車両窓ふき器(ワイパー)が作動しなくなるおそれがあるとして改善対策を実施するとのことです。

なお不具合件数としては、既に1件発生しているものの、事故などは特に無し。

【改善対策対象モデル一覧】
[対象製品名/部品番号/対象部品の出荷期間/対象数]

・トヨタヴォクシー用シグネチャーイルミグリル/MSD12-28001/令和 4 年 2 月 28 日~令和 4 年 7 月 7 日/1,531 個

改善措置としては、全数、正しい線径の電源ハーネスに交換する改善対策を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省