フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600納車後「初」の給油!気になる満タンでの航続可能距離やガソリン代、実燃費はどれぐらい?給油の仕方もチェックしていこう
「陸の王者」が生きて帰って来られる距離はそこまで長くない模様
さてさて、2022年8月に私に納車されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ですが、今回は納車後初の給油並びに燃費情報、更には満タン給油でのガソリン代はいくらぐらいなのか?チェックしていきたいと思います。
本来であれば、他のモデルのように「航続可能距離が残り何kmで給油警告灯が点灯する?」「航続可能距離が0kmで残り何kmぐらい走れる?」といったギリギリを攻めたインプレッションをしていきたいのですが、さすがにこのクラスのモデルになってくると難しく、私も小心者なので少しずつ新型LX600のことを知りながらギリギリを攻めていくようなインプレをしていきたいと思います。
今回のフルモデルチェンジにより、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)同様に排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、エンジンが小型化するだけでなく、実は燃料タンク容量もコンパクトになってしまったため、実質的に満タン給油(無給油)で走行できる距離も短くなっているようです。
もちろん、街乗りや郊外、高速道路といった走る場所によって燃費は大きく異なるため、それによる無給油航続距離は大きく異なってきますが、やはり「陸の王者」たるもの「生きて帰って来られる車」をコンセプトにしているのであれば、できれば燃料タンク容量の小型化は避けてほしかったところです(旅行にはちょっと不向きなのが気になる…)。
街乗りメインで走らせて実質的に走行できる距離はどれぐらい?
インプレッション前から色々とネガティブな感想&脱線ばかりで大変恐縮なのですが、早速新型LX600の燃費記録をチェックしていきましょう
今回はかなり余裕を持たせての給油となるわけですが、新型LX600が納車されたときには満タンサービスだったため、「満タン状態からどれだけ走らせることができるのか?」をチェックできるのは有難いところ。
そして上の画像にもある通り、基本的には街乗りメインで、軽く60km程度高速道路を走らせただけになりますが、その際のメーター上平均燃費は「4.8km/L」で、満タン状態からの走行距離は「205.6km」となりました。
上の画像の右側をチェックしていくと、燃料目盛りは半分をちょっと下回るぐらいなので、概ね無給油だと400km走れないぐらい、ということになりますね。
もちろん、このモデルでの高速道路の走行比率が多かったり、信号の少ないマイナーロードやワインディングロード、郊外での走行頻度が増えれば、その分ストップ&ゴーの割合も大幅に減ることになりますから、燃費も飛躍的に向上することは間違いないものの、しばらくは市街地での移動がメインになりそう。
新型LX600のWLTCモード平均燃費をおさらい
なお参考までに、新型LX600(3列7人乗り)のWLTCモード平均燃費は以下の通り。
[新型LX600のWLTCモード燃費]
・WLTCモード平均燃費:8.0km/L
・WLTC市街地モード燃費:5.5km/L
・WLTC郊外モード燃費:8.3km/L
・WLTC高速道路モード燃費:9.7km/L