【価格は日本円で約1,000万円から】何コレ凄い!マツダ初代NAロードスターをベースにしたシングルシーターに改造!更に現行NDロードスターのSKYACTIV-Gを搭載
しかもマツダは過去にNBロードスターをベースにしたシングルシーターのコンセプトカーを発表していた
マツダといえばアメリカで開催されたSEMAショー2000にて、第二世代モデルとなるNBロードスター(Mazda NB Roadster, MX-5)をベースにシングルシーター化したコンセプトカーMONO POST(モノ・ポスト)を発表しました。
このコンセプトモデルは、1950年代に登場したロータスLotus 11やジャガーD-Typeのようなレーシングカーに対し敬意を表した再設計&改造モデルでしたが、実際に市販化されることはありませんでした。
しかしながら、こういったコンセプトカーや歴代ロードスターに憧れや夢を持ち、何と初代NAロードスターをベースにシングルシーター化したカスタマイズモデルを市販化する社外メーカーが登場。
一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
その名はNMコンセプト!初代NAロードスターとMONO POST、そしてNDロードスターが組み合わさったドリームカー
こちらが今回世界初公開された初代NAロードスターをベースにしたシングルシーターモデルNMコンセプト(Mazda NM Concept)。
実はこのモデル、マツダ公式が発表したものではなく、イタリア・ローマを拠点にしたGorgona Carsというレストモッドを中心に手掛けるメーカーが発表・発売した量産モデルになります。
つまり、ユーザーの要望があれば公道走行やサーキット走行も可能なスピードスターモデルを製作してくれる企業となるわけですが、直近のスピードスターモデルといえばフェラーリ・モンツァSP1/モンツァSP2、マクラーレン・エルヴァ、更にはアストンマーティンV12スピードスターといったカテゴリーに属する一台です。
このユニークなモデルを発売するためにプロジェクト並びに企業を立ち上げたのは、自動車エンジニアであるDavid Galliano氏と、自動車ジャーナリストであるOmar Abu-Eideh氏の2名で、イタリア・モデナ・オートドロームにて開催された史上最大のマツダ・ロードスターパレードイベントにて大々的に発表されました。
エクステリアとしては、まさにマツダが2000年に発表したコンセプトカーMONO POST(モノ・ポスト)の初代版といったところで、今となっては販売できないリトラクタブルヘッドライトを採用してくるところに、創設者のマツダに対する強い想い、そしてロードスター好きの精神が宿った究極の一台であることがわかります。
繰り返しにはなりますが、このモデルは初代NAロードスターをベースに改造/カスタマイズされたNMコンセプトと呼ばれるモデルで、1995年のマツダ初代NAロードスターや、2000年に登場したNBロードスターベースのコンセプトカー・モノポスト、そして2015年より販売されているNDロードスターよりインスパイアされた、まさに過去と現代を組み合わせたドリームカーになります。
上の画像の通り、フロントガラスやルーフは完全に取り外されているため、基本的に雨の日の走行はNG。
そしてボディ同色のカバーがキャビンに追加され、運転席のみが露出している状態。