「所詮カローラ」なんて言わせない!トヨタ新型カローラクロスが売れ続けるのは「安さと普通さ」だけではなく、「カローラのイメージ」自体を変えたからだと考えている

改めて見ると、トヨタ新型カローラクロスは前衛的な顔つきだと思う

少し話は逸れますが、今回もいつもお世話になっているフォトグラファーさんにトヨタ新型カローラクロスを撮影していただき(いつも本当にありがとうございます)、改めてそのカッコ良さと適度なサイズ感、ワイド感のある膨張色のホワイト系との組み合わせを再確認。

カローラクロスが発表・発売された当初、デザインだけでなく「たとえ派生車種であっても、所詮カローラ」というコメントもSNSにて散見されましたが、個人的にはカローラシリーズでここまでセダン/ハッチバック/ツーリングと差別化してきたデザイン言語は珍しいとも考えていますし、フロントエンドの”C”マークエンブレムは賛否あるものの、見慣れてくるとどのモデルにも属さない個性的且つ前衛的な顔つきだからこそ、様々な客層に注目されているのではないかと思えたり。


光と影を持つカローラクロスもカッコいいな…

キーンルックグリルを用いると、「どれも同じ顔」という意見もありますが、トヨタを象徴するアイコンですし、一目でトヨタのラインナップモデルとわかるのも、トヨタの戦略の一つ(レクサスのスピンドルグリルも同様)。

光と影を併せ持つカローラクロスも中々にイケていると思いますし、新たな一面を見ていくと、また新鮮な気持ちにもなりますからね…

繰り返しにはなりますが、カローラクロスがこれだけ売れ続ける背景には、もちろん「安さや普通」を売りした部分もあるとは思うものの、だからといって個性を落としたりや手を抜いているわけではなく、市場のニーズ、今の自動車市場の高過ぎる要求に敢えて全て対応しなかったところは、「トヨタの新たな攻めの姿勢」だと考えていますし、その一方で独自のカッコ良さも上手く平行しているところは、これまでのカローラのイメージを大きく変えたところだと思っています。

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