【悲報】日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)/サクラの受注一旦停止に続き、今度は新型アリアに更なる納期遅れアナウンス…日産は「売るクルマが無い」状態に

日産は勢いのある今だからこそ、予期せぬ事態でストップがかかるのだけは避けたいはずだが

昨今の諸事情による部品供給や半導体不足、昨今の世界情勢で早期的な受注停止が続く自動車業界。

特にトヨタ/レクサスの場合は、発表・発売されたばかり、もしくは発表・発売される以前から新車・新型車の受注一旦停止の話も聞かれますが、日産も発売直後から早期的に受注一旦停止となるような状態が頻繁的に発生しています。

前回のブログでは、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-PWER, T33)と新世代ピュアEV軽の新型サクラ(New SAKURA)が、2022年10月中旬もしくは各販売店の振り分け分が埋まり次第、受注一旦停止のアナウンスが入り話題となりましたが、今度は新型アリア(New Ariya)に更なる長納期に関する公式プレスリリースが更新されています。

一体どのような内容なのかチェックしていきましょう。


具体的な納期は記載されていないが「更に長納期化」するようだ

今回日産が2022年10月11日付けで更新した、新型アリアの長納期化に関するプレスリリースは以下の通り。

日産アリア 納期長期化について

世界的な半導体不足による部品調達の遅延や不安定な世界情勢を受けたサプライチェーンの停滞や混乱等により、現在、車両供給に多くの制約が出ております。

これについて全社を挙げて回復に努めておりますが、未だ解消には至っておりません。

日産アリア B6 2WDには、多くのご注文を受け、受注受付を一時停止させていただいております。

くわえて、B6 e-4ORCEやB9のlimitedモデルにも、大変多くのご予約をいただいております。

改めて、部品供給の状況から生産計画等を見直しさせていただいた結果、これまでご案内している納期から、更に遅れる見込みとなりました。

長らくお待ちいただいているお客さまには、度重なる変更で、多大なるご迷惑をお掛けしますこと、心よりお詫び申し上げます。

少しでも早くお届けできるよう、引き続き、全社を挙げて取り組んで参ります。

via:Nissan

上記の通り、エントリーグレードとなるB6[2WD]に関しては、ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)と共に2022年7月末で受注を一旦停止している状態で、具体的な納期も明らかになっていない状態です。

いつもお世話になっている日産ディーラーでも、B6[2WD]を除く全てのグレードが納期1年以上(おそらく更に延びることが予想される)、更には初回限定モデルとなるlimitedに関しても、当初の予定から半年~8か月ほど納期が遅れているとの話もあり、かなり厳しい状況が続いているようです。

一部の噂では上位グレードB9シリーズから生産・出荷・納期を優先し、エントリーグレードB6シリーズは後回しに?といった噂もありますが、これに関しては日産ディーラーも詳しくは把握していないようで、「先行予約段階で早期的に購入・契約しているから納期も早くなる」という状況ではないのかもしれません。

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