フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTが納車されて10か月が経過!個人的意見だが見た目やバランス共に新型RXよりもカッコいいと考えている

気が付けば2代目新型NXが発表されて1年が経過した

2021年10月7日に発表/同年11月に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX。

気が付けば発表から1年以上が経過した新型NXですが、私の父親用に購入した新型NX350h F SPORT(2WD)も納車後10か月が経過しました。

このモデルが納車されて改めて思うのは、まだまだ公道にて目撃する頻度は少なく、それだけ顧客向けに納車が進んでいないことを意味するのだと思いますが、たまに公道にて目撃・すれ違ったときの喜び、そして「おっ、新型NXだ」と新鮮な気持ちで見ることができることを考えると、この車は全く色あせないレクサスの代表格ともいえる一台だと思うんですね。

私もたまに近場・街乗り用として乗ったりもしますが、すれ違うドライバーからの視線もアツく、特に先代NX/現行RX/ISオーナーからの注目度が高いことを考えると、まだまだこの車は新車として発表・発売された直後の新鮮味を残しているんだと再確認した次第です。

今回は、新型NX350h F SPORTが納車されて10か月経過して改めて新型NXに対する印象、そして新型RXとの違いなども見ていきたいと思います。


納車後10か月経過しても新鮮な気持ちでいられる新型NX

まず新型NX350h F SPORTが納車されて10か月が経過して思うことは、今でもなお新鮮な気持でいられること。

それは単純に納車が進んでいない希少な車だから、というわけではなく、純粋に自分の実車を見て「カッコいい」という気持ち、納車されたときの「ワクワクした気持ち」が今でも蘇ってくるからだと思うんですね。

時が経つにつれて自身の愛車が見慣れてくると、どこか新鮮な気持ちも薄れてしまいそうになったり?という不安もあったりしたものの、そんな不安などものの見事に消し去ってくれていて、国産車にはないアグレッシブさと洗練された顔つきに加え、どこかラギットに思わせる部分を持ちながらも、しかしそういったデリケートなところでもしっかりとまとまりを持たせて来るレクサスの独自性と魅力にハマっているのも事実。

「自分はやっぱり新型NXが好きであり、レクサスのデザインが好きなんだな」と再確認させてくれる一台なのも確かで、まだまだ大事にしていきたい車だと考えています。

【納車されて数時間の、フルモデルチェンジされたレクサス、新型NX350h【F SPORT】を撮影させていただきました!【LEXUS】【カッコいい】【おもてなし】】

レクサス/トヨタの新たな挑戦を導き出したきっかけの一台であり、これからも人とともに進化していく車だと思う

あとはこのモデルから、レクサス/トヨタのモノづくりに対する姿勢・見方が少しずつ変わってきたということ。

レクサスの強みの一つでもあったリモートタッチコントロールを廃止にしてまで、新世代コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用してきたこと、OTA(On The Air)によるリモートアップデートの採用、後のトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)やクラウンクロスオーバー(Crown CROSSOVER)、一部改良版・新型ハリアー(New Harrier)/RAV4/カローラシリーズ(New Corolla)に繋がる新世代インストルメントクラスター&マルチメディアシステムなど、この新型NXがきっかけとなって少しずつ先進性を高めてきました。

現時点ではまだまだ粗削りな部分も多く、一貫性や他新型車への横展開(フィードバックの共有)など、まだまだ課題も多い状況ではあるものの、それでも進化と成長、顧客との情報共有に向けて新たな動き・挑戦が見られることも高く評価できると思いますし、今ある自動車業界の危機を打開すべくトヨタ/レクサスなりに考えて前に進んでることもイメージできるため、納車されて10か月が経過した今でも、新型NXは「まだまだ成長できる車」であり、自分自身も含めて成長していきたいと思える車だと考えています。

なおトヨタ/レクサスは、今後の車業界において「人とクルマが気持ちを通わせながら、お互いを高め合い、人とクルマが仲間のように共に走る」ことも示しているため、その精神を感じ取ることができたことも、この新型NXのおかげだと思っています。

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