えっ、スズキ新型ジムニーにオープンモデル?中国チューナーが謎のワンオフモデルを製作…輸入含め約900万円、改造で更に900万円を費やした世界で最も高価なジムニー

日本国内でもジムニーは1年~1年半の長納期モデルとなっている

スズキのオフロードクロカンモデルでお馴染みとなるジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニーシエラ(Jimny Sierra)。

インドの公道では、実用性を高めた新型5ドアジムニーの開発車両がスパイショットされ、ロングホイールベース化するだけでなく、環境法規制や排ガス規制を考慮してエスクード(Escudo)などにも採用のストロングハイブリッドが設定される?とも噂されています。

日本市場での市販化については、まだまだ不透明な部分は多く、未だ3ドアモデルのジムニー/ジムニーシエラの納期が1年~1年半ほどといわれているため、これらの納期を解消しない限りは次のステップに移ることはかなり難しい状況となっています。

こうしたなか、中国ではジムニーをベースにした世界に一台だけのコンバーチブルモデルが公開され話題となっています。


ジムニーをベースにしつつ、フロントマスクは中国専売のタンク300顔に移植?

こちらが今回、中国のチューニングメーカーYiChe Garageが公開したというスズキ・ジムニーシエラをベースにしたコンバーチブルモデル。

ボディカラーは、キネティックイエローのモノトーンカラーがベースとなっていますが、よ~く見てみるとフロントマスクはジムニーとは若干異なる独特の顔つきに。

アメリカにて販売されているフォード新型ブロンコ(Ford New Bronco)のフロントマスクを移植している?風にも見えますが、実際は中国Way社がラインナップしているタンク300を移植しているとのこと。

ジムニーベースながらも色々とミックスし過ぎたレプリカモデルっぽい雰囲気も

ただ、タンク300のフロントマスクもフォード新型ブロンコや、メルセデスベンツGクラス(Mercedes-Benz G-Class)、ジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)といったオフロードクロカン系からインスピレーションを受けたデザインのため、見方を変えると世界のクロカンモデルがミックスしたようなレプリカモデルに見えなくもない?

あとはチューニングメーカー側の配慮?として、ジムニーやブロンコなどからの著作権問題を回避するために、意図的にブランドロゴのところを”Conscience(良心を意味)”のバッジに置き換えているそうですが、言葉選びからして中国独特のジョークにも思えたり。

中国Wayが将来的に市販化するであろう新型タンク100のイメージモデル?

ちなみにこのモデル、世界に一台しか存在しないワンオフモデルのジムニーコンバーチブルとのことですが、どうやら中国Way社が今後ラインナップするであろうエントリーモデルの新型タンク100をイメージしたモデルとのことで、しかし実際にこのデザインで登場するかは疑問に思うところ。

コンバーチブルと呼ばれるほどですから、ジムニーのイメージからソフトトップが採用されている?のかと思いきや、実はトップルーフをぶった切ってそのままのようで、基本的には雨の日の走行はNGのようです。

足回りはYiChe Garageオリジナルのサスペンションやホイール、オフロードタイヤなどを装着しているそうで、オフロードでの走破性は十分高いとのこと。

ただ、上の画像にもある通りトップルーフを廃除したことで洗車ができず、足もとのタイヤホイールも水洗いすると車内に泥水が侵入する恐れがあるため洗車はNGのようです。

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