もうそんなに経ったのか…フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されて5か月が経過!競合のトヨタ新型ノア/ヴォクシーとの違いとは?

(続き)ホンダ新型ステップワゴンの納車5か月経過してのインプレッション

子供でも容易にシートアレンジができるのはステップワゴン

続いて2列目キャプテンシートや3列目シートのシートアレンジに付いてですが、ホンダ新型ステップワゴン/トヨタ新型ヴォクシーともに2列目に乗るのは子供メインとなるため、シートリクライニングや前後(左右)のスライド、そしてオットマン調整も全て子供の操作のみ。

ステップワゴンの場合は、リクライニングなどの手動調整は子供一人で操作できるものの、ヴォクシーの場合は「レバーがカタめ」とのことで、一人で操作できないのだそう。

そう考えると、ステップワゴンは重厚感とどこかラグジュアリーな側面を持ちつつ、それでいて家族の誰もが簡易的に操作できるようなクルマ作りをしていて、今回のシート調整もそうですが、ユーザー目線にたった設計、デザインになっているのもポイント高めだと考えています。


後席リヤモニターの大きさはステップワゴンだが、使い勝手の良さや満足度はヴォクシー?

最後は、新型ステップワゴン/ヴォクシー共にディーラーオプションとなっている後席リヤモニター。

ステップワゴンは15.6インチのフルHDモニターで、ヴォクシーは14インチ有機ELディスプレイなのですが、サイズ感だけで見ると満足度が高そうに見えるのはステップワゴンではあるものの、「画質」だけで見るとヴォクシーの14インチ有機ELディスプレイの方が圧倒的に上。

特に長距離移動中は、後席にて子供がDVDを視聴することも多いのですが、子供曰くDVDの映像やテレビ映像で最も見やすいのはヴォクシーの方で、映像飛び?などもほとんどないとのこと。

あとは県外を移動しているときだと、県外エリア用にチューニングしてみるものの、チューニングスピード(受信速度)とチューニング後の画質の補正スピードなどはヴォクシーの有機ELディスプレイの方が圧倒的に上。

一方でステップワゴンの15.6インチテレビは、確かに大きくてサウンドもテレビ画面から流れてくるような演出が施されていますが、画質が安定しなかったり、テレビチューナーの受信速度が非常に遅く、チャンネル切り替えしてもすぐに切り替わらないなど、使い勝手という面では中々にストレスに感じやすい部分も多く、こういったところは実際に使用してみないと分からないところだと思います(せっかくの大画面が勿体ない…)。

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