フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて1か月が経過！高速道路での燃費は13km/L以上…LKASの「鋭い走り」は体感してほしい

2022-11-20

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の高速道路での燃費はどれぐらい？

続いては、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)を高速道路で走らせたときの実燃費を見ていきましょう。

ちなみに下道メインで走らせたときの実燃費は、関連記事にまとめていますので参考にしていただけますと幸いです。

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上の画像は、ホンダオーナーズアプリのHonda Total Careのドライブノートにて確認可能なので、どういった燃費をたたき出しているのかも確認できるのはありがたいところ。

燃費記録①
・走行距離：64.4km
・平均燃費：12.4km/L
・ガソリン消費量：5.2L

燃費記録②
・走行距離：12.3km
・平均燃費：11.5km/L
・ガソリン消費量：1.1L

燃費記録③
・走行距離：77.1km
・平均燃費：13.8km/L
・ガソリン消費量：5.6L

燃費記録④
・走行距離：44.9km
・平均燃費：10.4km/L
・ガソリン消費量：4.3L

燃費記録⑤
・走行距離：54.0km
・平均燃費：11.0km/L
・ガソリン消費量：4.9L

燃費記録①～⑥
・走行距離：252.7km
・平均燃費：12.0km/L
・ガソリン消費量：21.1L

以上がシビックタイプR(FL5)の高速道路メイン(下道移動も少しアリ)の燃費になりますが、トータルで見ると12.0km/Lというのは排気量2.0L　直列4気筒VTECターボエンジンとしては意外と良さげ。

高速道路走行で燃費のバラつきがあるのはナゼ？

ちなみに上の燃費記録を見て、平均燃費に多少のばらつきがあることが確認できるかと思いますが、①～⑤の区間記録によって少し走り方を変えています。

具体的には以下の通り。

燃費記録①：高速道路9割 → 6速で高速巡航キープしつつHonda SENSING有

燃費記録②：高速道路5割 → 5速で高速巡航キープしつつHonda SENSING無、下道5割 → 4速で巡航キープ

燃費記録③：高速道路8割 → 6速で高速巡航キープしつつHonda SENSING無

燃費記録④：高速道路8割 → 4速で高速巡航キープしつつHonda SENSING無

燃費記録⑤：高速道路8割 → 5速で高速巡航キープしつつHonda SENSING無

以上の通り、同じ高速道路でもシフトを4速～6速の何れかをメインにするかで燃費が変動するのはもちろんのこと、高速域で4速～5速だと3,000rpm以上をキープすることがほとんどなので、その分燃料消費が多くなるのは致し方ない所。

とはいえ、それでも10km/L以上の燃費性能をたたき出すのは「流石」と思う所ですし、何よりもどのような条件であっても「楽しい」と思えるのが、シビックタイプRの一番の強みだと思うんですね。

あと今回の燃費記録で13.8km/Lの区間燃費をたたき出した③では、高速道路にて6速の高速巡航をキープしていると、概ね2,000rpm～2,500rpmを行き来するような感じになるため、「そこまで回転数が上がっていない」→「サウンド的には静か」→「そこまで速度が出ていない」という風に勘違いしてしまい、気が付くと結構な速度に到達していることもあるので注意。

新型シビックタイプR(FL5)のHonda SENSING機能は想像以上に「鋭くて楽しい」

あと個人的に最も驚いたのは、高速道路で活用していたHonda SENSINGの車線維持支援システム(LKAS)。

車線内を走行できるようにステアリング操作を支援するセンシング機能の一つですが、やはりシビックタイプRのような高速域で性能を発揮するモデルだと、少しRがかかったカーブでも狙ったライン(しかもインを攻めるように)に沿って切れ味鋭く通過してくれるので、ただ単にドライビングをサポートするだけではない、楽しいドライブをサポートしてくれるようなセンシング機能なので、個人的には納車された方々に体感してほしい部分でもあります。

センシング機能に依存しているわけではありませんが、ここまで「安心感」の持てるLKASは珍しく、高速道路で長距離移動する際には重宝できる機能かもしれません。