日産NISMO CEOがフルモデルチェンジ版・新型GT-R R36もしくは後継モデルを示唆?「今後10年以内にハイブリッドスポーツモデルとしてデビューすることを期待してほしい」
日産とNISMOで次世代スポーツモデルの考え方・方向性に違いがある?
ちなみに日産の次期GT-R R36に関しては、以前海外カーメディアDriveが日産のGT-Rブランドアンバサダーを務める田村宏志 氏とのインタビューにて、ピュアEV(オール電動化)といった噂に関しては「全くの嘘」だと説明していて、内燃機関を搭載したモデルとして展開する可能性があることを示唆していますが、その一方でハイブリッド(マイルドハイブリッドやPHEVも含む)に関しては何とも判断が難しい状況にあるようで、今回のニスモCEOが語った内容とは全くの正反対。
つまりには日産側とニスモ側の次世代スポーツカーに対する考えが異なっているのかもしれず、それぞれ全く方向性の異なるスポーツモデルが展開されるのでは?という見方もできそう。
北米では既に2023年モデルの新型GT-R R35が発表・発売されている
ちなみに北米市場では、2023年モデルとなる一部改良版が発表・発売され、グレードもスタンダードのPremiumとハイパフォーマンスグレードのNismoの2種類のみ。
主な改良・変更内容としては、グレードラインナップの見直しと、エンブレムの新生NISSANに変更したことで、特にエンジンが改良されたり、内外装デザインに大きな変更が加えられるといったことは無し。
おそらく日本市場向けも2023年モデルに向けて一部改良が施される予定ですが、やはり気になるのはR35最後の特別仕様車となるファイナルエディションが登場するのかどうか?ということで、これをもってR35が最後となってしまうのか、それともNISMO専売のスポーツモデルが登場するまでのつなぎとなってしまうのかは不明。
ちなみに国内大手カーメディア・ベストカーさんの報道によると、2023年モデルは以下の改良・変更が施される予定とのことですが、現時点では日産ディーラーにも具体的な情報は降りてきていないため何とも言えないところです。
【(2023年)新型GT-R R35の一部改良内容一覧(ベストカー予想)】
◇法規制対応
・騒音規制
・排ガス規制 等◇エンジンの一部改良
◇足回りの一部改良
◇リヤウィングをスワンネック型に変更
◇ボディカラーの追加
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Reference:Autocar