ちょっと早過ぎじゃない?レクサス新型IS500 F SPORT Performance First Editionが早くも大手中古車サイトにて販売中!新車価格900万円に対し、中古価格は1,520万円

仮にこの金額で販売したとして、果たして購入するユーザーがいるのかどうかが疑問

2022年8月末に発売され、ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS350 F SPORTをベースに排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載した、更なるハイパフォーマンスモデルの新型IS500 F SPORT Performance(車両本体価格8,500,000円税込)。

更にこのモデルをベースに、初回抽選限定500台のみ販売された特別仕様車IS500 F SPORT Performance First Editionが存在しますが、早くもこのモデルが大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されています。

IS500 F SPORT Performance First Editionは、車両本体価格にして9,000,000円[税込み]となるため、ここにマークレビンソンやサンルーフ、寒冷地仕様、フロアマット、ナンバーフレーム、ドライブレコーダー、諸費用分などを含めると約1,000万円となりますが、今回カーセンサーに出品されている個体はいくらなのかチェックしていきましょう。


何とカーセンサーでの販売価格は1,520万円!走行距離僅か40kmの極上の一台

こちらが今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されているIS500 F SPORT Performance First Edition。

販売元は、福岡県糸島市を拠点とするTS PLATINUMさんで、国産スポーツカーだけでなく、アメ車や欧州車など幅広い車種を取扱っているようですね(背景にある日産スカイラインGT-R R34/R32の売り物も気になる…)。

ちなみに年式は2022年式で、車検有無が2025年11月であることから、おそらく納車されたのは2022年11月の可能性が高いため、元オーナーは納車されてから1ヶ月も所有していないものと予想されます。

走行距離も僅か40kmですから、軽く街乗りしてそのまま買取業者に売却した可能性が高そう。

そして気になる中古車販売価格ですが、特別仕様車&抽選限定500台のみとはいえ、新車価格よりも+620万円も高額な1,520万円にて販売されるとは…(2022年12月7日時点)

やはり最後のV8 NAセダンかもしれない…という可能性に期待をして、買取業者独自でプレ値を付けての販売なのかもしれません。

カーセンサーにて出品されているIS500 F SPORT Performance First Editionの仕様もチェック

改めて今回販売されている個体を見ていくと、ボディカラーはF SPORT専用色となるホワイトノーヴァガラスフレーク。

レクサスのアイコンでもあるスピンドルグリルはメッシュパターン仕上げで、フロントヘッドライトも横に連なる三眼LEDヘッドライト+L字型LEDデイタイムランニングライトを標準装備。

そしてメーカーオプション扱いとなるサンルーフが装備されていますね。

従来のIS300/IS300h/IS350と大きく異なるポイントとして、フロントフードに更に2つのプレスラインが設けられ、これにより更なるマッシブさとV型8気筒自然吸気エンジンがギッチリと搭載されているような演出に(実際エンジンヘッド位置も高くなっているため、エンジンフードは50mm高くなっている)。

特別仕様車専用となるBBS製19インチ鍛造アルミホイール

サイドビューもかなり筋肉質で、5ドアスポーツセダンの中でもかなり引き締まったフォルムではないかと思います。

ちなみに特別仕様車の大きな特徴として、足もとのホイールがBBS製19インチ鍛造アルミホイール標準装備で、ブレーキキャリパーはブラックの一択のみということ。

一方で標準グレードは、ENKEI製19インチアルミホールを標準装備し、ブラックのブレーキキャリパーを装着する一方、メーカーオプションとしてオレンジカラーのブレーキキャリパーも選択できます。

特にF SPORT好きのユーザーからすると、オレンジのブレーキキャリパーは必須という方も多いと思いますし、特別仕様車の装備縛りは賛否が大きく分かれるところでもあります。

IS500の大きな特徴でもある4本出しマフラー

リヤビューもIS500専用となる両サイド斜め2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプをインストールし、IS F/RC F/GS Fを彷彿とさせるものがありますね。

この他にも、F SPORT専用となるグロスブラック仕上げのトランクスポイラーやリヤディフューザーとリヤロアバンパー、更には2023年モデルで他の車種と統一されたテールゲート”LEXUS”ネームバッジを廃止にしています。

2ページ目:IS500の内装はどこか物足りない?あのオプションは設定されている?