1か月足らずで受注受付け終了となった特別仕様車・トヨタ新型GR86 10th Anniversary Limitedの実車を見てきた!なお大手中古車サイトには既に3台が販売されているようだ

(続き)トヨタの特別仕様車GR86 10th  Anniversary Limitedの実車を見ていこう

続いて、トヨタ新型GR86 10th Anniversary Limitedのインテリアを見ていきましょう。

内ドア部分には、合成皮革やスエードの表皮を採用しつつ、10周年記念刺繍を特別に追加。

近くで見てみるとこんな感じ。

ボディカラーやカラードステッチも同じオレンジの刺繍というのも統一感があってグッド。

ちなみに内ドアハンドルは、メッキ調加飾などは無く、シンプルな無塗装ブラックの樹脂タイプ。

GR86の乗降り性はどうだ?

車内はビニールが被さっているため少し分かりづらいですが、ウルトラスエード(オレンジパーフォレーション付)×本革シート表皮(オレンジステッチ・オレンジアクセント)を標準装備。

実際に車内に乗り込んでみると、姿勢はある程度崩さないと乗り降りは大変ながらも、サイドシルがそこまで太くないため、そこまで神経質になって乗降りする必要性は無し。

シートサイドの出っ張りもそこまで大きくないため、スムーズにお尻を着座部分に持っていくことも可能なので、スポーツカーの中では乗降りし易いのかもしれません。

シート中央にはオレンジのセンターストライプが設けられ、内ドア部分にはオレンジのカラードステッチを縫合しています。

シフトチェンジは少しワンクッションを置くような入力

そしてこちらは6速MTシフト。

実際に運転したわけではありませんが、MT初心者ながらにシフト変換してみると「ヌル、カシャ!」といったワンクッション置くようなシフトフィールで、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)のようなスコスコ具合とは異なるように感じました。

特に2速へのシフトチェンジは少し引っ掛かりを感じたかも?

あとは足元のクラッチペダルですが、クラッチを引くときの戻る力やスピードは結構強めではあるものの、クセを感じたり、クラッチを踏み込んだときの重さは特に無し。

ステアリングホイールは本革巻きの3スポークタイプで、オレンジのカラードステッチを縫合。

インパネ周りは非常にシンプルでで、敢えてデジタル情報を設けない所はスポーツカーらしいところ。

ルームランプは非LEDですが、優しい明るさで個人的には好み。

そしてちょっと意外だったのがバニティランプ。

女性にはありがたいツールの一つではないかと思います。


大手中古車サイト・カーセンサーでは、既に3台のGR86 10th Anniversary Limitedが販売中

そして最後は、特別仕様車GR86 10th Anniversary Limitedが大手中古車サイト・カーセンサーにて3台出品されているので(2023年2月11日時点)、出品情報と価格帯をチェックしていきたいと思います。

まずは富山県富山市を拠点とするクロスロードさんにて販売されているGR86 10th Anniversary Limited。

年式は2023年式で、走行距離は僅か4kmのみ、車検有無が2026年2月であることから、2023年2月に納車されて1週間経たずにカーセンサーに出品されたのだと予想。

トランスミッションは6速MTで、中古販売価格は379万円(税込み)、諸費用含めた総額は399万円での販売となりますが、新車価格の346.9万円に比べると割高。

もう二度と手に入らない10周年記念モデルということもあり、若干のプレミア価値がついての販売だと思われますが、流石に1.5倍以上のプレミア価値が付くわけでは無さそうですね。

続いては、茨城県水戸市を拠点とするfourdriveスバルショップ水戸さんにて販売されている特別仕様車。

年式は2023年式で、走行距離は僅か5kmのみ、車検有無が2026年2月であることから、こちらも2023年2月に納車されて1週間経たずにカーセンサーに出品されたのだと予想されます。

トランスミッションは6速ATで、中古販売価格は395.2万円(税込み)、諸費用含めた総額は412万円での販売となりますが、新車価格の363.2万円に比べると、こちらもちょっと割高に感じますね。

最後は、福井県福井市を拠点とするLANC+UPさんにて販売されている特別仕様車。

こちらも年式は2023年式で、走行距離は僅か3kmのみ、車検有無が2026年2月であることから、やはり2023年2月に納車されて1週間経たずにカーセンサーに出品されたのだと予想されます。

トランスミッションは6速MTで、中古販売価格は400万円(税込み)、諸費用含めた総額は不明ながらもやはり新車価格の346.9万円に比べると、ちょっと割高に感じます。

トヨタ新型GR86関連記事