フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス納車後のコーティング完了。アッシュのヌルテカボディはたまらんな…そしてちょっとした不満ポイントも
トヨタ新型プリウスのちょっと不満に感じるポイントを見ていこう
新型プリウスにはUSB Type-Aが無い
最後はトヨタ新型プリウス納車後のちょっとした不満ポイントを見ていきましょう。
ユーティリティや操作関係がメインになってきますが、まずはUSB Type-Aポートが一つも存在しないこと。
私が所有するプリウスHEV Z[2WD]では、フロントインパネアンダー部分にUSB Type-Cポートが2口(入力用と充電用)設けられ、センターコンソールボックス内に充電用のUSB Type-Cが2口設けられています。
これまでUSBメモリー(Type-A)に音楽データを取り込んで音楽を聴いていましたが、プリウスではそれが簡単にできなくなってしまったのは残念。
おそらく別の車種からの乗り換えで、メディア再生用としてType-AのUSBメモリーをそのままプリウスに移行しようと考えている方もいらっしゃるかもしれないですからね…
ちなみにこちらがセンターコンソールボックス内のUSB Type-Cポート。
コンソールボックス内に設ける余裕があるのであれば、なぜ後席用としてコンソールボックス裏側に設けないのかは謎。
用途によってはファミリーカーとして遠出や家族旅行としても活用する方もいらっしゃるでしょうから、そういったときに後席でスマホや任天堂スイッチ(Switch)でゲームする人のために充電ポートを設けた方が良いのではないか?と思ったり。
USB Type-Aポートが設けやすい場所もあるのに…
あとはインパネ直下にある仮置きトレイ。
実はこのトレイ、取り外しが可能で…
こんな感じで、更に下部には小物置きスペースが設けられているわけですが、この小物置きスペースにこそ、メディア再生用のUSB Type-Aポートを設けた方が良かったのでは?と思うのが正直なところです。
たまたまType-C → Type-Aの変換器を持っていたので…
あまり不満ばかりを言ってしまっても何も解決しないため、スマホ購入時の付属品であるクイックスイッチアダプター(USB Type-C → Type-Aへと切り替え)を差し込めば、メディア再生用のUSBを差し込むことが可能に。
こんな感じで、あまり見た目としてはスマートではないものの、これでUSBメモリーで音楽が聴けるのでOK。
なぜディスプレイオーディオのボリュームダイヤルを一番遠い左下に持ってきたんだ…
そして最後は、12.3インチのディスプレイオーディオのボリュームダイヤル(つまみ)。
これは前回のブログでもお伝えしましたが、なぜこれだけワイドで大きなディスプレイオーディオに対して、たまに活用するボリュームダイヤルを一番遠い助手席側に設けたのかは不明。
おそらくトヨタとしては「そこまで活用しないから」「音量調整するのは助手席に座っている方の方が適切だから」という理由だと推測するものの、後席に子供を乗せて走らせるとき、ステアリングのボリューム調整スイッチよりも、ダイヤルの方が瞬時に音量を下げることができますし、ワンプッシュでミュートにできるので、こういった機能を定期的に使うことが多いんですね。
せめて統一性を持たせる意味でも、新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)のように中央下部にダイヤルを持ってくれば、まだ姿勢を変えずに手が届く範囲なので不満に感じることはありませんでしたが…
それならどうして新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)や新型シエンタ(New Sienta)では、運転席側にダイヤルスイッチを設けたのか?という疑問もありますし、ディスプレイオーディオの使い勝手だけでなく、物理スイッチなどのレイアウトでも使い勝手と統一感を持たせないところにポンコツ感が出ていて非常に残念に思う所です。