爪が1本から3本に!マイナーチェンジ版・プジョー新型508/508SWが世界初公開!308風の顔つきになり、3つの新色と3種類のグレードで新たに勝負
フラッグシップモデルだからこそ、ビッグマイナーチェンジ相当の変化を与えてきた
プジョーのフラッグシップセダン&ステーションワゴンとしてラインナップされている508/508SWですが、これらのモデルがマイナーチェンジ版として新しくなり、2023年2月24日に世界初公開されました。
2023年夏頃に欧州市場向けから販売をスタートする予定の新型508/508SWですが、フラッグシップモデルだからこそ初めての変化を加えるべく、1本の爪から3本の爪へと数を増やした縦型基調のLEDデイタイムラニングライトを採用するなど、先進性だけでなくアグレッシブさも加味されています。
具体的にどういった内外装デザインへとアップデートされたのか、この他にもボディカラーやグレード展開など、何が新たに追加されたのかもチェックしていきましょう。
新たな特徴を与えながらも、雰囲気は新型308風
こちらが今回公開された、マイナーチェンジ版・新型508のフロントマスク。
やはり一番の変化は、縦型基調のLEDデイタイムランニングライトが1本から3本へと増え、フロントグリルも新型308と同じドット柄のコーポレートグリルへと統一。
ちなみにこちらがマイナーチェンジ前の508。
ヘッドライトからフロントロアグリルまでを囲い込むような縦型基調のLEDデイライトも魅力的ですが、3本に増やすことで更にアグレッシブさを加味。
そしてフロントグリルもドット柄は変わらないものの、新型ではボディ同色のコーポレートグリルにし、更に中央に向かってドット柄を小さくしていくことで、まるでブラックホールのように吸い込まれるような錯覚にしてくれるところはプジョーらしいところ。
改めて新型508を見ていくと、中々に思い切ったデザイン言語ではあるものの、新型308で見慣れたこともあって殆ど違和感は無し。
フロントエンブレムも新世代へと変更され、ヘッドライト意匠もマトリックスLEDテクノロジーを採用することで、夜間時の視界も確保。
新色のチタニウムグレーも渋くてフラッグシップらしさを演出
ボディスタイルとしてはミドルサイズセダンではあるものの、クーペライクで伸びやかさもあるファストバックスタイルなのは変わらず。
そして新色と思われるチタニウムグレーも渋さがあり、個人的には好み。
ちなみに日本市場だと、レクサス新型IS/RCのF SPORT専用となるチタニウムカーバイドグレーがラインナップされていて、それに近い引き締まり感がありますね。
リヤビューはこんな感じ。
フロントマスクの変化に比べると、ほとんど変化していないように思えたり…。
ちなみにこちらが現行508のリヤデザイン。
よ~く見比べてみると、テールランプ意匠が八の字からV字となるようなテールランプに変更されています。
エクステリアデザインの変更以外においては、ボディカラーを「オケナイトホワイト」「チタニウムグレー」「エクリプスブルー」の3色を新たに追加。
グレードは大きく3種類をラインナップ
そしてグレード構成については、アリュール(Allure)、GT、プジョースポーツエンジニアード(Peugeot Sport Engineered)の3種類をラインナップし、ホイールサイズも17インチ~20インチと幅広くラインナップするとのこと。
ちなみに最上位グレードとなるプジョースポーツエンジニアードは、20インチアルミホイールにミシュラン製パイロットスポーツ4Sを標準装備。