フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーの燃費はやっぱり良いな。下道&中距離移動での実燃費は「21km/L以上」で、今後気温も上がって活用頻度も増えそうだ

トヨタ新型ヴォクシーの快適装備は多すぎるようにも見えるが…?

実際のところ、装備面で特化しているトヨタ新型ヴォクシーで下道を走らせてみると、前方との車間が近すぎないようにブレーキング調整してくれるPDAや、寒いときに手を暖めてくれるステアリングヒーター、中距離移動時でも速度や標識情報が視界に入るところに準備されているHUDなど、この辺りは実際に運転してみて助かっている部分ですし、ヴォクシー相当の装備が無いと他のミニバンでも不満に思ってしまうほど。

ヴォクシーを購入した金額も500万円以上と結構な額ではあるものの、それだけの金額を支払っても乗る価値のある車だと考えていますし、改めて運転してみて、この1年で家族で楽しくドライブ出来た記憶がたくさん蘇ってきたことを考えると、満足度は十分に高いと思っています。


エンジンの煩さはミドルサイズミニバン特有?

続いてドライブフィールやステアリングフィールについてですが、先程の通り段差などを通過するときの突き上げは気になるものの、ミニバン特有の重々しさは感じにくく、ステアリング操作も軽やか。

あと、アクセルを踏み込んだときのエンジンの唸りと車内へと伝わってくる煩さは、久々に運転してみても気になるところですが、一人で運転する分には問題ないものの、妻や子供を乗せるとなると車内の会話が中々難しいですし(かなり声を張らないといけない)、DVDなどのメディア再生時も、音量を15以上上げないと聞き取りづらいのはちょっと難点。

細かく見ていけば気になるところが出てくるのは致し方ない所ですが、普段使いや旅行などで長距離移動する分には特に大きな不満は感じられないですし、家族をしっかりと目的地まで運んでくれるミニバンとしては十分な仕様だと考えています。

下道&中距離移動時の実燃費は?

最後はヴォクシーHEVで下道を走らせてみての実燃費を見ていきましょう。

区間走行距離14kmに関しては、朝の午前8時頃にエンジン始動して上りメインの道を走らせたこともあり、区間平均燃費は16.1km/Lとまずまずですが、その後の区間走行距離61km走らせた際には、21.4km/Lと中々に優秀な低燃費。

カタログ燃費だと23.0km/Lなので、中々この数値をたたき出すのは難しいですが、上りと下りの両方を走らせて、しかも周りの流れに合わせるような形で走らせて21km/L以上ですから、個人的には十分なところ。

2023年3月上旬だと外気温はまだ10度付近ですが、これから本格的に春に入り、夏場に向けて気温も上がりますから、その頃にはもう少し燃費の向上が期待できると思いますし、納車後初の満タン法で1,000km走行を達成してみたいところです。

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