フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタが納車されて5か月が経過!ボディサイズやハンドルの「軽さ」、小物置きの場所も上手く考えられている一台

(続き)トヨタ新型シエンタが納車されて5か月インプレッション

小物入れは上手く考えられている

続いては、トヨタ新型シエンタの小物入れが充実していて、上手く考えられていること。

新型シエンタの場合、運転席と助手席の間にセンターコンソールボックスが標準装備されておらず、その代わりとして助手席側のグローブボックス上部に小物置きのスペースや、運転席側にアッパーボックスを設けるなど、収納スペースはそれなりに充実しているんですね。

特にアッパーボックスについては、サングラスや個装マスク、洗車(Keeper Labo)の会員ファイル、スマホ充電用のUSB Type-Cケーブルなど収納するほどにフル活用していて、さらにその上にコンパクトなティッシュボックスも収納できるほどの余裕があるので便利。

あとはセンターシフトの左隣に小さなポケット。

ドリンクカップホルダーではなく、ちょっとした小物を入れるための仮置きスペースなのですが、スマホ充電する際、スマホ本体を仮置きするためのスペースなのかな?と思いつつ、「そこまで頻繁的に使用しないだろうな」と思っていました。

ですが、実際に5か月所有してみると有料駐車場や地下駐車場のパーキングチケット、駐車料金支払い後の領収書、充電せずにフリーになったUSB Type-Cのケーブル仮置きなど、意外に活用する頻度が多かったんですね。

視界に入る、目線を少し動かすだけで近くに小物置きがあるのは魅力

パーキングチケットだと、サンバイザー裏のバニティミラー部分にあるチケット差込口を活用すれば良いのですが、わざわざサンバイザーを開かなければならないこと、少し上を向いてチケットを差し込むといった、”ほんの僅かな動作”ではありますが、視界に入らないところでの動作よりも、目の動きだけで視界に入るポケット部分に仮置きするのとでは全く印象が異なり、「トヨタも上手く考えたなぁ」と感心するばかりです。


気が付けば新型シエンタも6万台以上の新車販売・登録が完了

以上が新型シエンタの納車5か月後のインプレッションでした。

2023年3月6日、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が普通乗用車の新車販売・登録ランキングを公開していましたが、シエンタは全体で3位と好調で、新車販売・登録台数は11,767台と、日産ノートシリーズやルーミーなどよりも多く販売しました。

参考までに、新型シエンタが2023年8月末に発売されてから2023年2月までの販売台数を見ていくと…

2022年9月度:7,785台(6位)
2022年10月度:10,739台(2位)
2022年11月度:10,167台(4位)
2022年12月度:9,348台(3位)
2023年1月度:11,038台(3位)
2023年2月度:11,767台(3位)

2022年9月度~2023年2月度:60,844台

何と僅か半年で6万台を突破しているんですね。

シエンタというブランド力はもちろんのこと、デザイン面や安全装備の充実度、低燃費など、売れる要素はいくつもあるものの、やはり一番は「サイズ感も含めて扱いやすい」というのが大きいのだと考えられますし、新型ノア/ヴォクシーほどに長納期化していないことを考えると、今後もまだまだ販売台数を伸ばすことに期待できそうです。

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