約15年間も川に沈んでいたボロボロのアキュラ(ホンダ)初代NSXを114万円で購入した猛者が登場!元は盗難車で、これから大規模な修理計画が進められるようだ

2023-03-15

アキュラ初代NSXの復活劇に期待したいところ

114万円にてボロボロのアキュラNSXを購入したオーナーは、これからどれだけの期間を要し、どれだけの費用をかけて修理するのかはわからないものの、過去にも森林で放置されたアキュラ初代NSXが発見され、一人のオーナーが業者と協力して完全修理するという物語があったように、このクルマも再び息を吹き返すことに期待したいところ。

ちなみにこのNSXですが、量産車としては初めてとなるオールアルミ製ボディを採用したこともあり、上の画像を見てもお分かりの通り、ボディパネル自体は致命的な損傷は無いため(アルミは錆に強い上にリサイクル性もあるので)、恐らくベースとなるアルミボディをそのまま流用する可能性も考えられそうです。

ちなみにこちらが、過去にロシア・サンクトペテルブルクの森林にて放置されていたアキュラ初代NSX。

ロシアオーナーに対しては僅か20台しか納車されていない希少なスポーツモデルとのことで、その内の1台がこのような形で発見されたのは残念ですが、どういった経緯で放置されたのかは不明。


森林から回収されたNSXがレストアでほぼ新品状態に

その後、この車を発見した「後のオーナーになる男性」が、レストアを専門とする業者に依頼し新品の状態へと修理することに。

ただ、放置された車両をどのように引き揚げ(そもそも引揚げて大丈夫だったのか)、発見したオーナーがどのようにして所有権を得られたのかは不明です。

完全復活のNSX。

汚れたボディが美しいシルバーへと生まれ変わり、足もとのホイールもピカピカ。

先程の川の底に15年も沈められていたNSXも、ここまでの美しい状態に復活するかは不明ですが、サーキットにてあの甲高い官能的なサウンドを奏でてほしいところです。

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Reference:Facebook, motor1.com