トヨタ新型GRカローラでシフトミス→エンジン内部が粉々に破壊され修理不可→部品部品にかかる費用は約420万円→何とトヨタが保証の範囲内でエンジンを交換することに
トヨタが新型GRカローラを保証の範囲内で部品交換するといったのは、GR86でのエンジンブローの経験があったから?
ちなみにこちらが、2022年8月に大きな話題となったトヨタ新型GR86にてドリフトを行ったところ、エンジンブローを起こした後に、オーナーがトヨタディーラーに保証の範囲内で修理依頼したところ、ディーラーから修理を拒否され、保証修理ではなく11,000ドル(日本円に換算して約147万円)の修理見積が提示されたというもの。
「いやいや…従来の活用法から逸脱したものであれば、保証修理を拒否するのは当然でしょ」という意見も多いとは思いますが、おそらく一番問題視されたのはトヨタのプロモーション映像。
新型GR86/BRZに関しては、普段の日常使いのシーンに加えて「サーキットでのドリフトシーン」をここぞとばかりに猛アピールした動画が公開されているため、「GR86でドリフトしても良いんだ」という誤解を与えていたのではないかと思われます。
【GR86 [THE FR] | 30s】
これは使い方云々というよりも、GR86本来のウリでもある後輪駆動(FR)を強みとしたドリフト走行を、メーカー公式が堂々と発表したにも関わらず、蓋を開けてみたら「あんな使い方(ドリフト)をしたら、メーカー保証などできない」と拒否。
もしかすると、メーカーとしては「ドリフトはあくまでもイメージです」的な意味合いでPR動画を公開したのかもしれないですし、結果的に修理見積もりとなる11,000ドル(日本円に換算して約147万円)をGR86オーナーに請求してきたことを考えると、「結局あのPR動画・広告って何だったの」と思うのは仕方ない所だと思います。
事の経緯がSNSにて拡散されたことにより、ディーラーは保証の範囲内で修理することに
ただ、こうした経緯がSNSにて拡散されたことにより、当初「保障の範囲内で修理依頼を拒否」していたトヨタディーラー側が一転して「非を認め」、保証の範囲内で修理を引き受けることに。
おそらくこうしたSNSでの”あらぬ拡散”をトヨタメーカーは恐れたのかもしれず、先程のGRカローラのエンジン故障も、ブランドイメージをまもるために先手を打ったのではないかと予想されます。
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Reference:Road&Track