遂に来た!アキュラ新型インテグラタイプSが2023年4月11日に世界初公開!発売時期は6月…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)よりも豪華な装備内容に

2023-05-05

こんなカッコいいモデルを北米市場限定販売に留めるのは勿体ない!

2022年12月6日、ホンダの北米ブランドでお馴染みとなるアキュラが、フルモデルチェンジ版・新型インテグラ(Acura New Integra)をベースにしたハイパフォーマンスモデルの新型インテグラタイプS(New Integra Type S)の開発車両を発表しました。

そしてその4か月後となる2023年4月11日、遂に新型インテグラタイプSの内外装デザインが世界初公開され、更に同年6月より発売することを正式に発表しました。

新型インテグラタイプSは、どのような内外装デザインで、どのようなスペックを持つのかチェックしていきましょう。


新型インテグラタイプSの顔つきは中々にアグレッシブ

こちらが今回世界初公開された、新型インテグラタイプSのフロントマスク。

スタンダードモデルのインテグラと同じように、アキュラのアイデンティティともいえるダイヤモンドペンタゴングリルを採用し、ヘッドライト意匠も独特な逆”へ”の字LEDデイタイムランニングライト、そしてフロントグリルパターンや大口タイプのエアインテークはメッシュグリルにアップデートされています。

ちなみにこちらが、スタンダードなインテグラのフロントマスクになりますが、こうして見比べてみると、フロントエアインテークやフロントロアグリルの形状が大きく異なり、更にフロントロアグリルからフロントフードへと抜けていくようなダクトの有無でインパクトも大きく異なりますね。

全長・全幅共に大きくなったインテグラタイプS

改めてインテグラタイプSのエクステリアを見ていくと、ボディサイズとしてはスタンダードなインテグラよりも+5mm延伸された4,724mmで、プラットフォームは全く同じなのでホイールベースは共通の2,736mm、そして全幅は1,900mmと+71mmワイド化していて、日本仕様のホンダ新型シビックタイプR(FL5)よりも+10mmワイドに。

足もとには、シャークグレー仕上げのデュアル5スポークタイプの19インチホイールを装着し、タイヤ銘柄はミシュラン製パイロットスポーツ4S(265/30 R19インチ)。

ちなみにこちらは、ディーラーオプションとして準備されているブロンズカラーの19インチアルミホイールとブラックアクセントのホイールロックナット。

足回りについては、フロントブレーキがブレンボ製4ピストンモノブロックキャリパーを採用してるため、最初の踏み始めの初動はかなり強め。

この点はシビックタイプR(FL5)のブレーキタッチやフィーリングが概ね同じだと思いますが、どのような足回りなのかは気になるところ。

シビックタイプRと若干異なる同外径のセンター3本出しマフラー

こちらはリヤクォータービュー。

従来のインテグラと異なり、控え目なブラックアクセントのトランクスポイラーが装着され、リヤディフューザーはベルリナブラックアクセントでフィン形状付き、そしてマフラーは3本とも外径が共通となるセンター3本出しマフラーでインパクト大。

先程はブルーカラーのインテグラタイプSでしたが、この他にも新型TLXタイプSに採用されているタイガーアイパールのボディカラーも設定されているとのことで、シビックタイプRにはないゴージャス感を演出。

フロントフードは専用アルミニウムで軽量化され、フロントロアグリルから上方へと抜けていくダクトも装備。

もちろんホワイカラーも設定されますが、シビックタイプRのようにチャンピオンシップホワイトでは無さそうですね。

エンジンはもちろん排気量2.0Lの直列4気筒ターボ

そしてもう一つ注目したいのがパワートレイン。

事前情報通り、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力320hp/最大トルク420Nmを発揮し、トランスミッションは、レブマッチとリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を備えた6速MTのみ、駆動方式は前輪駆動[FF]のみをラインナップします。

ちなみに足回りのサスペンションについては、コンフォート(COMFORT)/スポーツ(SPORT)/スポーツ+(SPORT+)の3種類のドライビングモードを備えたアダプティブダンパーを標準装備。

フロントスタビライザーバーの厚さは1.14インチ(29mm)で、通常のインテグラよりも0.08インチ(2mm)厚くなっているのがポイントです。

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