日産の新型パスファインダー/ローグ(日本名:エクストレイル)/インフィニティQX60が米にてリコール!更にマツダ新型CX-50/CX-30、ベントレー・コンチネンタルにも不具合
北米マツダにて販売されている新型CX-50/CX-30の2車種にリコール!
続いても、北米市場向けとして販売されているマツダ新型CX-50/CX-30の2車種にリコール。
メキシコ・サラマンカ工場とアメリカ・アラバマ州ハンツビル工場で製造されたCX-30とCX-50が対象で、衝突のリスクを高める問題でリコールが届け出ています。
具体的な不具合内容としては、特定の車両において、内部的に損傷したアンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧制御ユニット(HCU)を用いて製造された恐れがあるとして、ブレーキ能力の低下、衝突、または乗員がケガするリスクがあるとのこと(ただし、ABS HCUが内部でどのように損傷したかは言及されていない)。
リコールの対象モデルとしては、2022年~2023年に製造されたCX-30(2,556台)と、2023年に製造されたCX-50(10台)の2車種・2,566台となっています。
ベントレー・コンチネンタルGTにエアバッグ関連のリコール
最後は、日本市場向けに生産・出荷されたベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルとコンチネンタルGT V8コンバーチブルの2車種・計131台にリコール。
不具合内容としては、前席シートの背もたれに装着されているサイドエアバッグにおいて、当該部品のブラケットを固定するリベットの芯軸の切断部が突出しているものがあるとのこと。
そのため、サイドエアバッグ展開時に突出したリベット芯軸にエアバッグが接触し裂けることにより、乗員保護性能が低下するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合の報告はなく、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][コンチネンタルGTコンバーチブル]
・7BA-BDDDB/SCBDA33S7KC072749~SCBDA33S3LC083488/平成31年4月1日 ~ 令和2年12月1日/109台[コンチネンタルGT V8コンバーチブル]
・7BA-BDCVD/SCBDF33S7LC080336~SCBDF33S0MC085606/令和2年4月11日 ~ 令和3年3月11日/22台
改善措置としては、全車両、該当するリベットを点検し、芯軸が突出している場合は削り取り、リベット上に指定の保護テープを貼り付け、芯軸が突出していない場合は、指定の保護テープの貼り付けのみを行うリコール作業を実施するとのことです。